古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

河本礫亭の花瓶

2008年04月26日 21時00分46秒 | 信楽・瀬戸・その他
奇麗な染付けの磁器を見ると、欲しくなる悪いクセがありまして、
たまに、こういう作家ものを買います。




色絵磁器ですが、古伊万里とはかなり違いまして、すべて絵の具は釉下彩(透明釉の下の発色)です。
その点が、すごいと思いました。




季節は、いまごろでしょうか。新緑の中に山桜も見えます。
山桜のピンクは、釉裏紅で描いてあります。

木々の繁りは、南画の影響でしょうか、一枚一枚丁寧に描いてあります。






河本礫亭…明治28年生。昭和47年、染付磁器で、愛知県無形文化財に指定される。
河本五郎の養父としても知られる。昭和50年没。


 高さ約35cm、最大直径約、25cmとかなり大柄な花瓶です。



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (山半)
2010-05-23 02:25:00
私はれきてい先生の技術やセンスはもっともっと評価されてしかるべきだと思っておりますが、市場での値段は悲しくなるほど安いですよね。。。

案外金満な海外の国で評価され出したら突然凄い値がつくようになったりして。。。
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山半さん。 (宮松里(みやまつり))
2010-05-23 08:28:00
そうなんですよね。作品の出来の割合にかなりお安いです。
いつしか必ず再評価」の時期は来ると思われますが、それまで作品が気の毒のような感じです。
再評価にご賛同ありがとう♪
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鯉も山林も良いですね、仕事で魚、鯉を10年間飼育しました、 (秘境の別荘暮らし)
2010-06-03 19:35:00
今は山林に遊んでいます、花瓶の絵のようです
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-03 20:38:00
コメントありがとうございます。
河本礫亭さんは、作品のわりにお値段がお安いのが魅力です。
いつしか、もっと評価される日がくるような気はしています。
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-03 20:40:00
おや、お仕事で魚の飼育を・・
それでは、お詳しいでしょうね。

それでもいまは、山林の別荘の生活を楽しまれていらっしゃる。
たしかに、花瓶の図柄と縁がありそうですね。(笑)
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-03 20:42:00
はい。
私も、ここのところは、資金不足で我慢の生活です。
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-04 19:21:00
恐れ入ります。m(__)m
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-05 10:42:00
あれ、そうですか。実は昨日は、会社の草取りをしました。
スギナはもう、どうしようもないくらいに増えてしまいました。(笑)
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-05 10:44:00
タラの芽は、クセが無くて美味しいものですよね。
ちょと、ウドに似ていますが、おなじ仲間なのでしょうかね。
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アレックスさん。 (宮松里(みやまつり))
2010-06-05 10:45:00
そうですね。いま、空気も乾燥気味で、気持ちのよい季節が続いていますよね。
その分、梅雨が遅くて助かります。(笑)
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