古伊万里江戸後期物の魅力

古伊万里江戸後期ものを中心としたブログです。
その日の気分で、俳句も作ってみようと思います。

牡丹紋の六寸皿

2008年05月04日 08時26分57秒 | 古伊万里=染付中皿
牡丹は昔から、『百花の王』とか『花神』とか、いろいろと言われていますよね。
古伊万里には、定番のように描かれていますが、これはデザインが現代でも通用しそうな図柄だと思います。




時代を感じさせないデザインなので、最初不安がありましたが、
けして現代の作品ではありません。(笑)




母の日も近いですが、これはカーネーションではありません(笑)。




最近は、ネットで江戸後期と思われる作品を、江戸中期と言って出品される人が目だってきましたが、
少々かんがえモノですよね。
ま、外国物を本物ですと言って出品すよりは、100倍くらいは良いと思いますが・・・




江戸中期後半の、宝暦年間(1751~1763)くらいの作品と思われます。

直径、18㎝×3㎝



最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵なデザインですね。 (ちくわ)
2008-05-05 03:57:00
江戸の職人さんも、センスがある人が居たんですね。
何を見て描いたんでしょうね~、本物の牡丹からこの発想はすごいです
返信する
おはようございます!!! (夢想miraishouta)
2008-05-05 06:18:00
> 江戸中期後半の、宝暦年間(1751~1763)くらいの作品
詳しく分るのですね
さすがです
文様を研究しているのですね
牡丹はもともと中国のものらしいですがすっかり日本の花!ですね
安心します
返信する
月子さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:03:00
カリフラワーにも似ていますよね。
気が付きませんでした。(笑)
返信する
かっぱちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:05:00
あははは・・
そういえば、鶏頭にも似ていますよね。(笑)
返信する
坂杉さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:10:00
古いお皿で、このデザインは、少ないと思います。
平太さんも、ご覧になった事が無いそうで、珍しいタイプのようです。
確かに明治に影響を与えているのかも。。。
返信する
幸磨ちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:13:00
すごいですね。中島先生風コメントありがとございます。(^_^)v
いまの人たちのウケは、バツグンですが・・
このデザイン当時はあまりヒットしなかったようで、残存数がありません。
その点が、時代霊の影響かもしれません。。。(笑)
返信する
はなくみちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:16:00
本当に、江戸時代にこのデザインは、驚きですね。
どうやって、思いついたのでしょうね。
残存数が少ない処を見ると、当時はあまりうけなかったのかも知れません。
不思議ですよね。
返信する
singleさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-05 13:22:00
たまたま、の感じで、よく割らないので、前期、中期、後期としか別けられないものもあります。私の勉強が足りないためです。。
牡丹は、東アジア一体で愛されていますが、台湾では、ダメだそうです。
最初の歳は咲きますが、冬の寒さが足りないので、上手く咲かないと聞きました。。。
返信する
何時も思うのですが、こういうモダンな図案を描いた職工… (元単(もとたん))
2008-05-06 07:59:00
一体どんな方であったのでしょうか?
描いてる所、出来るはずは無いのですが見てみたかったな~あ。
返信する
nippnjmさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-05-06 09:16:00
江戸にしては、近代的ですよね。ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿