古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

錦花籠手飛龍紋描分輪花鉢

2008年11月02日 19時05分39秒 | 古伊万里=鉢もの
古伊万里錦花籠手飛龍紋描分輪花鉢(にしきはなかごでひりゅうもんかきわけりんかはち)です。
ちょと長い命名になってしまいました。




見込みは、人気の花篭手になっています。




飛龍の文様が中と表にの同じ位置に描いてあり、いわゆる『打ち抜き』になっています。
生まれた当時は、高級品だったのでしょう。
おそらく三組あったのかも知れません。




これも現代人には、すこし刺激が強い赤と金・紺藍のコントラストで、お腹いっぱいと言う感じですが、
江戸期という異文化のあくの強い美しさはあるような気がします。
ほとんど未使用で、金彩もよく残っていました。




  時代は、幕末くらいでしょうか。

       最大直径約、25cm高さ約、11cm

           お詫び・(鳳凰かと思いましたが、飛龍の間違えでした)(笑)





   高台の写真を忘れていましたので、撮りなおしました。


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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい配色で豪華ですねー、 (-)
2008-11-03 09:03:00
わたしは見込みの花籠が、とってもかわいらしくて好きです。
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Sandalwood さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-11-03 09:48:00
見込みの花篭手可愛いでしょう。
ぼくも気に入っています。(笑)

今回の日記のお皿は、ごうかいで面白そうですね。
あれをお買いになるとは流石ですね。
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高台の写真ありがとうございます。 (OOO)
2008-11-03 11:16:00
富貴長春ですね♪
勉強になりますm(_ _)m。
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ビンちゃん。 (宮松里(みやまつり))
2008-11-03 16:10:00
はい、一応、富貴長春の上手銘です。(笑)
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No title (沼の住人)
2008-11-03 17:57:00
うひゃ~、これ文句なしに大好きです!! かなを読んでて途中で噴き出しちゃいましたけど(爆) それにしても、幕末にこれほどのものが(派手って意味ですけど)在ったとは・・・ ポチっとな~
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華やかな錦手ですね~^^ (越前屋平太)
2008-11-03 18:10:00
幕末のこういう錦手は、間違いなく元禄期の「型物」を意識していますよね。
当時、ちょっとした復古趣味の盛り上がりが有ったのでしょうか?
この鉢からは、その後に控える絢爛豪華な輸出伊万里の下地が、すでに
出来あがっていることを感じますね~。傑作ポチ☆
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表と中、同じ柄で同じ位置に描いてあるものを (kim*o_*115)
2008-11-03 18:37:00
打ち抜きと呼ぶのですね。。。なるほど~~!

華やかで 大きさもあって 豪華ですね♪
大好きです、ポチ☆
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こんばんは^^ あらw飛龍でしたかw (橘朝臣幸麿)
2008-11-03 23:20:00
確かに、東洋の龍は翼ないですよね^^
西洋のドラゴンの影響っすか~^^なるほど~^^
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沼の住人さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-11-04 05:09:00
あはは・・・
ちょっと命名が長すぎましたかなぁ~。(笑)

ポチありがとうございます。
見方によっては、日光の陽明門のようなもので、装飾の極地かも。。??
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平太さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-11-04 05:19:00
そうですね。
元禄の型物を意識して作ったことは、間違えなさそうですよね。
だた、作風はきっちり幕末と言うのが、ちょっと寂しいです。(笑)
明治の大聖寺伊万里に繋がるような一種の懐古趣味が、当時あったのかも知れませんよね。

ポチありがとうございます。
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