古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

ぼたんに竜田川

2008年10月19日 10時01分01秒 | 印判
なぜか印判に手書きの彩色で、おもしろい図柄と思い買いました。
おそらく瀬戸系の焼き物のような気がします。






なんか、タトーのような渦紋がおもしろいと思います。
牡丹と紅葉は、初夏と秋ですから、雲錦手(桜と紅葉)とおなじ発想ですね。(笑)






現代人には、すこしシツコイと感じる文様ですが、逆に時代を感じさせおもしろいと思いました。
金彩は、当然のごとく本金ではなく、合成のミズキンになっています。






皿裏の銘は、山本製と読めます。
時代は、明治の終り~大正くらいではないでしょうか?






  直径20cm高さ5,5cm


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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
りんりんの妹さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-10-19 13:24:00
あっ、ありがとうございます。

はい、もし牡丹がついてなければ、お譲りしたします。(笑)
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沼の住民さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-10-19 13:26:00
ありがとう。
そうなんですよね。ヤマサ味噌のマークと同じ発想です。
むかしの人は、洒落ていましたよね。
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月子さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-10-19 13:29:00
あはは・・
ちょっと、おもしろいでしょ。
瀬戸系に多いですが、
明治になると庚申薔薇(こうしんばら)の焼き物もけっこう出てきますよ。
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明治印判の加彩は意外に少ないですよね。大正に近くなると多色刷りの印判が (越前屋平太)
2008-10-19 16:34:00
出てきますから、明治のごく限られた時期しか作られてないんじゃないでしょうか。
彩色はスタンプのようなものでされているんでしょうか?華やかで面白い一品ですね ^^
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平太さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-10-19 18:40:00
これは、一筆でぺッタとという感じで描いてあります。
あまり丁寧な絵付けでは、ないようです。
いくらか大正ロマンを感じさせる華やかな図柄ですが、時代は明治あるでしょうか。
確かに、印判加彩のものは、めったにありませんよね。
ぼくも、これ一つしかありません。
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販路拡大のための新製品、新企画、、、ちゅう事はないんですかねえ。 (志維求堂)
2008-10-19 19:44:00
伊万里にも、一見、デルフトと見間違うような品物もありますもんね。
当時の陶器商も、販路を伸ばすために、様々な工夫をしてるみたいですね。
そんな一環やないんでしょうか?
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志維さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-10-19 20:00:00
たしかに、その可能性もありますよね。
いままでの伊万里や瀬戸にないデザインですものね。
美濃焼かな?なんて思ったりしています。
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No title (hidemonzi)
2008-10-19 22:17:00
今晩は、この鉢で豆腐料理が所望したくなります。使い勝手の良い鉢ですね。雲錦手は所窯で制作されていますが(犬山焼き等)赤の顔料が同等の様な気がします。良き時代を感じさせる一品です。
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印判に彩色で もみじと牡丹、なるほど! (kim*o_*115)
2008-10-20 01:01:00
斬新なアイディアですね♪
鮮やかで、はっと目を引きます~~!
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能衣装のような模様ですね (hana)
2008-10-20 01:06:00
江戸の人はモダン!!
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