古伊万里江戸後期物万歳

古伊万里江戸後期ものの魅力。

青手伊万里

2008年03月16日 13時54分06秒 | 古伊万里=色絵中皿



古伊万里って、たいがい赤と呉須の青が基調の器が多いですが、まれに、
グリーンを基調としてた作品があります。
これは、たぶん菊の花では、ないかと思います。
強いて言えば、菊唐草とでも言うのでしょうか。

グリーンの唐草のまわりは、墨の絵の具で、丁寧に、縁取りがされています。




数が少ないので、青手伊万里などと、呼ばれています。
珍品のたぐいなので、けっこう人気があります。




この唐草は、むかしの風呂敷の唐草とよく似た図柄ですよね。
そのむかし、東京ぼん太、が背広に仕立てていましたよね。(笑)





真中の龍は、デッサンが崩れていますので、あまり鑑賞しないようにしています。(笑)




 江戸後期のころ、直径約、27,5cm高さ約9㎝


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19 コメント

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みやさん、みやさん、OKやさんは昨日、本人曰く「久し振り」に御酒を召したそうです。 (志維求堂)
2008-03-17 06:12:00
「関係者各位に御迷惑をかけた」んやないかって、心配してはりました。
OKやさん、お酒が入ると、コメントもロレってます。
大目に見てあげてくださいね!!
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志維さん。 (宮松里(みやまつり))
2008-03-17 16:51:00
大丈夫ですよ。
みんな、おじさん同士で仲良くやりますから。。(笑)
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緑色の唐草模様、青とは違った魅力がありますね~。 (ちくわ)
2008-03-18 01:22:00
最近、骨董屋さんや骨董市に行っても、こんな素敵な品って置いてない気がします。。。
(目の保養だけで、買わないですけど。)
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はなくみちやん。 (宮松里(みやまつり))
2008-03-18 05:53:00
これは、西日本の骨董商から譲り受けています。
関東には、古伊万里はあまりありませんよね。その点が、つらいですよね。
ぼくもこの緑の唐草は、気に入っています。
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nippnimさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-03-18 21:19:00
ちょっと、真中の龍が崩れていますよね。
江戸時代は、これで、通用したんでしょうね、思い白いですよね。
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綺麗な緑ですね。流石に良い作品です。傑作凸です。 (しげチャン)
2008-03-19 20:12:00
今日は、カメラのモノクロモードを試しています。ご覧下さい。
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しげちゃんさん。 (宮松里(みやまつり))
2008-03-19 20:35:00
傑作ポチありがとうございます。
お体、お大事、無理しないでくださいね♪
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あら?大幅に出遅れた ^^; (越前屋平太)
2008-03-19 22:28:00
私もこの後期伊万里の緑は好きです。何色かの中にさりげなく使われている物が多いですが、これほど緑を前面に押し出した作品は珍しいですね。全面埋め尽くしの唐草、まず黒線で縁取りをしてから緑の顔料を入れてあるんですね~。内外全てに!こりゃ気が遠くなるような作業ですね。まさに後期伊万里の魅力あふれる逸品だと思います ^^
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ヤフー古伊万里協会会長平太様。お待ち申しあげておりました。(笑) (宮松里(みやまつり))
2008-03-20 09:14:00
そうなんですよね。緑を基調といた作品は、少ないですよね。
やっぱり、塗り物の赤を意識した赤系統が、ほとんどですものね。
本当にこれを描くには、大変時間を要したでしょうね。
いまでは、コストの面で、太刀打ちできない作品かも知れませんよね。
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伊万里には黒沢明の記念館があります。なんで伊万里にと驚きましたが、事情を聞いて納得です。 (しげチャン)
2008-03-20 15:04:00
コメント下さり感謝です。
今日はグーの昼寝を描いています。ご覧下さい。
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