goo

よく眠った翌日は、たばこも美味しいです!

2008年06月29日 | たばこの気持ち
昨日(6月28日)の土曜日は、睡眠をたっぷりとりました。おかげで、今日はたばこもことのほか美味しくて、詩吟の練習をしてみたら、高い音も低音も思い通りに出るのには驚きました。人間の心身両面の健康では、何をおいても睡眠時間を7時間前後確保することが、いかに基本になることかを再認識いたしました。

 現代は、時間までもが「お金」に換算され、効率性やコストの面でいかに貢献したかによって、人々の評価がされる時代です。ミヒャエル・エンデさんの名作『モモ』で描かれた「時間を奪い、たばこのようなツールで奪った時間を消費することで、自らの命を維持している男たち」が、今の時代ではすこぶるリアリティを持った存在として迫ってきます。

 さて、人間から「無駄」と称して奪い取った時間で生きている「灰色の男たち」は、禁煙論者たちからすれば、まさに「喫煙する男たち」に見えるのでしょうが、作者の意図はまったく逆なのだと思います。事実、ミヒャエル・エンデさんは喫煙者でしたし、「たばこは害であり、時間どろぼうだ!」とする人たちこそ、作者が最も警戒すべき人たちとして表現したかったのだ、と私は確信しています。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )