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孤独な公園

2009年11月20日 | たばこをめぐる見聞記
◆ 堀田善衛さんの小説に「広場の孤独」という名作があります。先日、昼下がりの公園を散歩していたら、静まり返った公園に出ました。20年ほど前に開発された住宅街も年月を重ねるうちに、子どもたちは成長し都会へ出て行きます。引っ越してきた当時は、週末や祝日ともなれば賑やかなものでした。

◆ 今では、子どもたちの喧騒とは程遠い環境になってしまいました。むしろ老人たちの多い街へと、急激に様相を変えてきています。しばらく、その公園で子どもを遊ばせていた頃を思い出しながら佇み、一人でたばこを吸ってみましたが、ちょっと味気ない感じがしたのです。「公園も孤独になるのかな」と思ったのです。
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