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抜き書き帳『ロッパ食談』(その8)

2016年07月05日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
【171ページ】
いいえ、タバコの内容のことを言ってるんじゃない、箱のデザインや色が、よければタバコも、うまくなるって言ってるんです。ほんとなんだ、これは。
あの煙草が好き、こっちの方がいい、という人々は、各々の好きな、デザインの、好きな色の箱を選んでいる場合が多い。例えば、キャメルが好き、ラッキイ・ストライクでなくっちゃいけないっていうような、タバコ好きでも、まっ暗なところで、一本吸わして、それが何という煙草か、ハッキリ判ることは、めったにないものである。
タバコなんて、そんなものである。
【171〜172ページ】
タバコのデザインばっかりじゃありません。昔はコカコラの広告にしたって、真っ赤な消防ポンプじゃなかった。もっと、まともな顔をしていた、確かに。
----少なくとも、東京に於けるアメリカ料理は、戦前の方が、ずっと美味かったんだから、本国の方もそうだったんじゃないか、思うんです。
してみると、戦争って奴が、アメリカ自身の文化をも、ブチこわしたんだな、つまり。

[ken] 商品というものは、宣伝やパッケージ、ネーミングに左右されますね。ロッパさんのタバコに関するご指摘は鋭いですし、以前、私も「目隠し状態」でたばこの銘柄を当てるゲームに参加したことがありますが、正解できたのは半分ぐらいでした。戦争になると、朝の連続ドラマで放送されたように、国民おしなべて閉塞感に満ちた世相になり、なかでも俳優さんや芸人さんたちは生きにくかったと思われます。そのせいもあるのでしょうが、ロッパさんの戦争に関するコメントは、アメリカ料理の戦前・戦後比較をとおして、皮肉たっぷりの辛辣さです。食べたいものに不自由させられた「食い物の恨み」っていうことですかね。(つづく)
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ある日の夕食当番!

2016年07月05日 | O60→70(オーバー70歳)
▼6月30日は、カミさんが遅番のパートだったので、私が炊事当番でした。
▼帰路、近くのスーパー・ローゼンに立ち寄り、缶ビール(500ml)1本を含め、食材を1500円ほど買って帰り、少し時間があったので、録画しておいた韓流ドラマ「ジョンイ」を観てから、お惣菜作りを始めました。
▼一品目は「鳥のもも肉とネギの炒め物」で、2品目が豚肉と油揚げのモヤシ炒めでした。
▼それに、作りおきしていた野菜スープを添えて、帰宅したカミさんと美味しくいただきました。
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