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「宮沢賢治」でございます!(その9)

2016年07月26日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
「オッペルと象」①
【256~257ページ】
そのうすぐらい仕事場を、オッペルは、大きな琥珀のパイプをくわえ、吸殻を藁に落とさないよう、眼を細くして気をつけながら、両手を背中に組みあわせて、ぶらぶら往(い)ったり来たりする。

【258~259ページ】
百姓どもはぎくっとし、オッペルもすこしぎょっとして、大きな琥珀のパイプから、ふっとけむりをはきだした。それでもやっぱりしらないふうで、ゆっくりそこらをあるいていた。
そしたらとうとう、象がのこのこ上がって来た。----。
さあ、オッペルは命懸けだ。パイプを右手にもち直し、度胸をすえてこう云った。
「どうだい、ここは面白いかい。」
「面白いねえ。」象がからだを斜めにして、目を細くして返事した。
「ずっとこっちに居たらどうだい。」

[ken] 高価な琥珀のパイプをくわえているオッペルは、いかにも当時の「資本家」「経営者」といった感じが出ています。そういえば、私はパイプたばこを一袋だけ吸っただけで、安価なパイプも一つ持っていましたが、いつの間にか手元からなくなっていました。たばこの種類は、一般的にパイプ、葉巻(シガー)、巻たばこ(シガレット)の三つですが、私は巻たばこ以外との相性が良くありませんでしたね。(つづく)
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福島の飛露喜と福島の桃!

2016年07月26日 | O60→70(オーバー70歳)
▼先日、わが生まれ故郷の福島のプレミアムなお酒「飛露喜」を飲み、デザートは福島の桃を食べました。
▼「故郷は遠きにありて思うもの」とは言いますが、案外、身近で体験できるものなのですね。僕の生まれ育った福島県、原発事故に負けないで幸いあれ!
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