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たばことマリファナを健康基準で言うなかれ!

2015年10月02日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
先日、『うずまき猫のみつけかた』村上春樹著(2008年2月:新潮社)を読み終えました。たばこ(煙草)が出てきたところは、次の3か所でした。個人的に、村上春樹さんの「マリファナと煙草の対比および認識」については、日米の法律や国民性、そして文化を考えたならば、とても納得でる考え方ではないと思いました。

【205ページ】
僕はずいぶん前に健康のために煙草をやめた人間だけど、経験的に言って、マリファナというのは煙草なんかより遥かに害が少ない。煙草と違って中毒性もない。だからマリファナをちょっと吸ったくらいで、まるで犯罪者みたいに袋叩きにあうなんていう日本の社会的風潮は、まったく筋が通らないのなはないか。アメリカでは個人的に楽しむ程度の大麻吸引はだいたい大目に見られることが多いし、州によっていくらか事情は異なるが、所持しているのが警官にみつかっても、問われる罪は罰金刑程度のものであることが多い。それくらいの法律運用が妥当なところだろうと思う。
でも断っておくけれど、僕は日本では絶対にマリファナは吸わないです。それほどのリスクを犯す価値のあるものではないから。

【219ページ】
スティーブはこの家をとても大事にしていて、家の中は全室禁煙になっている。

【253~254ページ】
(村上)----寿司屋によっては、煙草を吸う人が多いですね。あれも辛いですよ。カウンターはできたら禁煙にしてもらいたいと思う。苦しくて苦しくて、何度も途中で出てきた。
(水丸)寿司屋のカウンターで煙草は遠慮すべきだと僕も思う。迷惑だよ。携帯電話も嫌だね。
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