◎ ふぐといえば、東日本では高級料理の代名詞であり、私も滅多なことでは口にできませんでした。軽く一人1万円以上はかかるので、高級なお寿司と同様に贅沢なイメージが定着していました。そこに、半値程度のお値段でふぐ料理を提供するチェーン店「玄品ふぐ」が登場し、たちまち人気店となりました。喫煙席もありますし、入口のレジ前にもスタンド灰皿が置いてありました。
◎ わが家でも今年の春、初めて家族で出かけてみました。先日は、大震災後ようやく落ち着きを取り戻した宮城県在住の義母も交えて、「玄品ふぐ」で会食しました。義母は「ヒレ酒」をお飲みになり、珍しく酔っていました。そして、前回は「雑炊」でしめたのですが、今回は「ふぐ茶漬け」にしてみましたが、さっぱりした味わいに全員が満足したのです。