ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

祝・10周年「ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ」

2018-03-10 21:23:24 | 年間BEST・・・・

祝・10周年「ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ」

ちょうど、この「ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ」がスタートしたのが、
2008年3月13日、丸10年でございます。

(少し早めですが、13日は平日で出張ですので、10日にてフライングでおます)

長く、ご贔屓にして頂き、厚く御礼申し上げます

よく長く続いたものだと、自分自身でも、感謝感激あめあられでございます。




最初は、実はこの前に「ごまめ~の~いちょかみ」というのが半年ほど前に
スタートしていたのですが、作業中にトラブルで動かすことができなくなり、
仕方なしに始めたのがこの、「ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ」でございます。

途中から、本の読書後の感想も書くようになり、本だけで797回、
落語の約倍の回数に・・・・。

バスフィッシングに凝った年も、神社仏閣周りをした時期も・・・
そして、この頃は、短歌にと、この10年趣味もあちらこちらへと変化がございますが、
やはり、根底に流れているのは、落語と読書・・・でおます。


3月10日現在の閲覧と訪問の方がなんと

閲覧 1,594,082 PV 訪問者 459,160 IP

継続は力なり。


ごまめ、は、ごまめ、が、大好き。

そこで、ごまめの歌を。


    ごまめのうた

              島田陽子

  いつかて いっしょに あそびたい
  にいちゃんたちに ついてくねん
  さっさとしいや ほっとくで
  しかられたって へいきやねん
  ごまめで いれてくれるねん
    ごまめ ごまめ うれしいごまめ
    ちいさい子かて なかまやねん



  いつかて いっしょに あそびたい
  にいちゃんたちは おこらへん
  とっととしたかて おそいのン
  しゃあないいうて まってるねん
  ごまめやさかい かまへんねん
    ごまめ ごまめ うれしいごまめ
    ちいさい子かて なかまやねん




これからも、マイペースで続けてまいりたいと思いますので
末永く、ご贔屓のほどお願い申し上げます。

ごまめ





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2017年・ごまめの落語・・BEST30

2017-12-30 05:06:07 | 年間BEST・・・・
2017年・ごまめの落語・・BEST30

今年は、39公演、184席の落語を。

岡町南天の会はほぼ皆勤、ラジ関寄席もそこそこに、鶴二さんの独演会や
松喬さんの襲名披露、文楽もありいの、そこそこ聴けましたな・・・。

休みの日でもちょっとした時間で気軽に行ける来年は地元の落語会を中心に、
回数を増やしたいですな。

まずは、2017年・ごまめの落語・・BEST30でおます。



1、南天 「代書」(6・25)・大師匠の枝雀さんのタイプの「代書」愉しさ、はちきれんばかりの南天ワールドでおます。
2、鶴二 「包丁間男」(11・5)・独演会での一席。小唄を唄いながらちょっかいを・・・良ろしいな。
3、さん生「亀田鵬斎」(3・12)・強情なおでん屋と鵬斉、その強情さが気持ち良い。
4、松喬 「初天神」(10・8)・師匠に最初に自ら願ってつけて頂いたネタで。きついお叱りをうけた思い出のネタ。
5、かい枝 「子は鎹」(11・11)・親父の素朴さがでていて、お花さん、寅ちゃん、の三人三様のバランスが良い。
6、さん喬「抜け雀」(10・8)・江戸の粋さ、さん喬さんならではの上品な「抜け雀」。
7、福団治「藪入り」(8・20)・福団治さんの十八番中の十八番。子を思う気持ちどこの親も一緒ですな。
8、白酒 「犬の災難」(7・17)・白酒さん。江戸の上品さを保ちながらの酔いっぷり、粋。
9、生喬 「重ね扇」(6・17)・六代目松鶴がつくり三田純一が加筆。後世にこんな噺残しつづけて欲しいですな。
10、梅団治「佐々木裁き」(7・17)・梅団治さんの四郎吉子供の可愛さが残っていて好き。
11、菊丸 「幸助餅」(1・9)・菊丸さん惚れ直した一席。今年のトリも菊丸さんの「幸助餅」でおました。。
12、文之助「天神山」(4・5)・「恋しくばたずね来てみよ南なる天神山の森の中なり」春の心地ですな。。
13、小春団治 「猿後家」(11・23)・御寮さんの表情が最高小春団治さんの古典も素敵ですな。
14、春若 「一文笛」(6・4)・米朝さん直伝の「一文笛」私淑している談志さんのモノマネも入る。
15、塩鯛 「くしゃみ講釈」(1・15)・からくりは聞けるし、講談も聞けるし、貫禄の高座でおました。
16、鶴志 「長短」(10・21)・迫力まんてんの鶴志さんの「長短」、素の鶴志さんどちらのタイプ。
17、米二 「はてなの茶碗」(1・9)・端正、正調、落語の真髄、米朝落語の優等生、ここにあり。
18、花丸 「たいこ腹」(4・9)・安定感、たのしさといい、ちょいの粋さといい、よろしいな。
19、談慶 「井戸の茶碗」(7・23)・これこそ出てくる人は皆正直者ばかり、気持ちの良い噺。
20、生寿 「さんま芝居」(7・10)・良かったですな、ネタ選びといい、質感といい、よろしおますな。
21、吉坊 「鷺とり」(11・26)・吉坊見たさの落語会。「茶栗柿、麩」も聴きたかったですな。
22、文太 「愛宕山」(10・21)・師匠小文枝につけて貰った思い出の「愛宕山」。
23、遊喬 「上燗屋」(10・8)・「これぅ―は なに」のフレーズがこびりつく、先代松喬の十八番。
24、鶴瓶 「妾馬」(9・3)・酔っ払ってから鶴瓶ワールド全開。最後はしんみりと人情噺に。
25、佐ん吉「手水廻し」(2.27)・咲くやこの花賞受賞の会の一席。上手いなぁ。風格まででてきた。
26、喬介 「牛ほめ」(6・12)・完璧。「牛ほめ」楽しさでは喬介さん一番。今活き活き乗ってますな。
27、よね吉「宿替え」(10・24)・師匠吉朝の茶目っ気が乗り移った様な「宿替え」。
28、呂好 「へっつい盗人」(1・26)・喜六のアホさ加減が程よく、愉しくへっついさんを盗りに。
29、文珍 「猫の忠信」(9・18)・猫の忠信が芝居かかってますか・・・・・。
30、吉の丞 「時うどん」(10・24)・ヘンな小細工なしに、噺のおもしろさだけで、笑いの渦に。。


演者お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。


一年間、ありがとうございました。

来年もよろしくでおます。

来年は、1月6日の文楽からはじまります。
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2017年・ごまめの本の少し・BEST30

2017-12-29 01:01:01 | 年間BEST・・・・

今年のBEST・1は、「桜前線開架宣言」山田航。


今年も、読書ログに嵌って102冊読破、そのうちかじりだした短歌の本が32冊、それもほぼ後半戦で読んでいる。

上段が机近くの棚の短歌のコーナーです。


この、BEST30でも、9冊が短歌の本、ジャンルの偏りはお許しください。


近年のBEST3のお気に入りを偏めたコーナー。


では、BEST30の発表。


今年の ごまめの本の少しBEST30


1、「桜前線開架宣言」山田航(10.26)
コストパフォーマンス全開。1970年以降の生まれ40人の方の短歌を網羅。今、私の短歌へのガイドブックでございます。


2、「ヒャクケンマワリ」竹田昼(12.12)
年末に何とも素敵な本に出会う。漫画だがエッセイっぽく、読み応え最高。


3、「幸田家のことば」青木奈緒(6.16)
曽祖父露伴、祖母文、母青木玉、そして筆者へ連なることばからのエッセイ。

4、「ダイオウイカは知らないでしょう」西加奈子×せきしろ(7.28)・
短歌は自由と実践、大いに参考に・・・。


5、「短歌のつくり方」俵万智×一青窈(9.28)・
一青窈さんが短歌づくりに挑戦。万智先生の個人レッスン、羨ましい。


6、「かんたん短歌の作り方」枡野浩一(9.19)・
短歌を詠むようになってから読み返す。一段とおもしろい。


7、「初めての短歌」穂村弘(3.7)・
短歌の指南書。「解りすぎるな、説明しすぎるな」余地、余韻か。


8、「笑える子規」天野祐吉(11.28)・
ほんと遠い存在だった正岡子規が私の近くに。


9、「続・大阪ことばあそびうた」島田陽子(1.31)・
本の価値、最高。大阪ことばのたのしさ存分に発揮。


10、「一汁一菜でよいという提案」土井善晴(1.21)・
一汁一菜というシステムであり、思想であり美学と。

11、「続々・大阪ことばあそびうた」島田陽子(1.31)・大阪のことばはやわらかく、どぎつく、たのしく、おかしい。
12、「ナンセンス・カタログ」谷川俊太郎+和田誠(11.20)・谷川さんやっぱり詩人。言葉選びが凄い。
13、「短歌ください・その2」穂村弘(8.29)・読者の投稿の短歌に穂村さんが選評を。
14、「創造する未来」尾原容子(7.25)・珍しくビジネスの本。モノ売りからお洒落なライフスタイル創造にシフト。
15、「日本語擬態語辞典」五味太郎(4.18)・五味さんの「絵」こう訳すか「英語訳」そして「日本語」三度美味しい。
16、「我が偏愛のピアニスト」青柳いずみこ(1.27)・十人の邦人ピアニストにインタビューして書かれた音楽論。
17、「暮しの手帖」松浦弥太郎(11.24)・「暮しの手帖」の編集長として、毎号綴った手記をまとめたエッセイ。
18、「社長の「まわり」の仕事術」上阪徹(12.27)・トップは走る心配しなくても周りには支える方が。
19、「暮しの整頓」佐藤雅彦(8.31)・物事の気になる引っ掛かるものごとにゆっくりと核心にせまる。。
20、「森繁の重役読本」向田邦子(4.4)・作向田邦子、朗読森繁久彌、名コンビのラジオエッセイから選りすぐりを。
21、「本所おけら長屋・二」畠山健二(10.17)・まさに落語を聴いているような心持ち。時代小説ドラマでおます。
22、「文藝別冊・俵万智」(9.9)・「サラダ日記」30周年記念とうたって万智さんを総ざらい。。
23、「短歌の不思議」東直子(10.5)・大好きな東直子さんが短歌づくりの秘訣を伝授。
24、「現代の名演奏50」中川祐介(4.27)・今年は私にとってCD再燃の年。タイムリーに手元に。
25、「ひとりで飲む、ふたりで食べる」平松洋子(12.14)・洋子さんのお料理本。お手軽にできて、お酒やビールのアテにもってこい。
26、「堺を歩けば」(5.18)・500年前、国内で最も世界に開かれた都市、堺。その堺のガイドブック。
27、「すべては今日から」児玉清(1.17)・本好きの児玉さんの書評エッセイの遺稿集。
28、「第三の時効」横山秀夫(2.4)・めったに読まない小説。それも警察小説、組織では会社も警察も同じ。
29、「噺家の卵煮ても焼いても」柳家さん喬(11.30)・難しい落語論ではなく、落語への思いを淡々と。
30、「回転ドアは順番に」穂村×東(10.10)・穂村さんと東さんがのメール交換で綴る、想い。



この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。
溜まりに溜まって、100冊は越えていそうです、数えるのがコワイ。

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2016年・ごまめの落語・・BEST20

2016-12-30 01:00:00 | 年間BEST・・・・
ごまめ~の~いちょかみ

ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年は秋口に、病に侵されているのが発覚。
後半戦は休場。

そこで2016年の落語は、少なく20公演、102の噺。

ちなみに過去は
(2015年・35公演-146席、 2014年・35公演-183席、 2013年・40公演-200席、
2012年・44公演-208席、 2011年・49公演-191席、 2010年・62公演-273席、
2009年・82公演-373席、 2008年・75公演-328席、 2007年・24公演、127席)

2009年辺りは、月7回のペース凄いですね。


少ない噺でも、その中から、今年一年ごまめの個人的な好みが大いに入った、BEST20・・。




2016年・ごまめの落語・・BEST20

1、三三 「不孝者」(7・31)・・よろしいな。昔囲っていた芸妓さんの色っぽさ最高ですな。
2、鶴二 「百年目」(7・10)・・「旦那」の由来、「赤栴檀」と「難筵草」のくだり、よろしいな。
独演会での一席。
3、南天 「阿弥陀池」(1・16)・・南天落語、爆発。随所にお客様目線の南天さんの工夫が。
4、伯枝 「試し酒」(1・18)・・伯枝さんの、田舎育ちの権助さん、素朴でよろしいな。
5、吉弥 「蛸芝居」(5・25)・・さすが吉朝一門。「蛸芝居」は今一番は吉弥さんで決まりですか。
6、呂鶴 「三人上戸」(5・25)・・貫禄の高座。「笑い上戸「に「泣き上戸」に「怒り上戸」笑福亭ですな。
7、雀三郎「宿屋仇」(1・16)・・源やんは色事師、色事師は源やん、気心知れた仲間の旅は楽しいですな。
8、かい枝「三十石」(5・1)・・貫禄の「三十石」、先代文枝さんを彷彿させる、名演。
9、銀瓶 「持参金」(4・18)・・いつ聴いても、安定感、たっぷりの銀瓶さんの高座。
10、梅団治「祝のし」(7・31)・・師匠春団治の十八番を、独自のサゲで好演。
11、春若 「鹿政談」(1・18)・・米朝さんの噺っぷりにダブル、春若さんの「鹿政談」。
12、三喬 「転宅」(6・27)・・よろしいな間抜けな泥棒、二十日鼠の一門の半端の忠太郎。
13、文之助 「星野屋」(9.19)・・14回中4回の2割8分の割合で出会う鉄板ネタ。
14、鶴志 「一人酒盛」(4・18)・・酒飲みの噺。笑福亭の噺。鶴志さんの噺。よろしいな。
15、春之輔「まめだ」(8・22)・・メルヘンな「まめだ」、芸歴50年の独特の空気。
16、都 「星野屋」(5・1)・・「都ばなし」が続くのかと思いきや「星野屋」へ。女のお花が主役の噺。
17、遊喬 「看板の一」(8・22)・・前座噺ながら、滋味な味わいたっぷりの高座。
18、風喬 「首の仕替え」(10・30)・・風喬さんの十八番。首の仕替え、時事ネタも入って楽しい。
19、ラッキー舞「お神楽曲芸」(3・27)・・かわいい、可愛い、舞ちゃんの、あのヒヤヒヤ感、よろしおますな。
20、呂好 「まめだ」(1・29)・・一人勉強会、4席。軽い人情噺で、この上品さ、呂好さんにピッタリ。



お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。


一年間、ありがとうございました。

来年もよろしくでおます。

ちなみに、来年の落語初めは、1月9日の繁昌亭昼席ですか・・・・。


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2016年・ごまめの本の少し・BEST30

2016-12-29 01:01:01 | 年間BEST・・・・

草や木のように生きられたら (ヨシモトブックス)
クリエーター情報なし
ワニブックス

今年のBEST・1は、「草や木のように生きられたら(笑福亭松之助)」に。

三年連続で、内田洋子さんの本も、能がないので、敢て外しました。


今年は、読書ログに嵌って81冊読破。
10月、11月は入院、退院、療養と時間があるので、読書三昧と思いきや、
読む気力もなく、一気に読んだ本の数が、激変。


買ってまだ読めてない本がほぼ50冊あるが、すべて昨年からの持ち越し。
新しく購入の本は、やはり新鮮で、読み終えていきますな。



今年の ごまめのBEST30

1、「草や木のように生きられたら」笑福亭松之助(4・19)・・・草や木のように生きられたらとは、誠に粋な、お師匠さんでおます。
2、「カテーリーナの旅支度」内田洋子(7・16)・・・内田さんの周りの人って素敵、お洒落で頑固でそれでいて自分を見つめている。
3、「人間やっぱり情でんな」竹本住大夫(8・23)・・・住大夫さんの語り、すべて「芸の真髄」でんなぁ。
4、「精選女性随筆集・九」須賀敦子(6・21)・・・時代は違えれど、だいすきな内田洋子さんとうり二つ、好きな作家また一人増えました。
5、「文楽へようこそ」桐竹勘十郎、吉田玉女(9・24)・・・文楽のお二人がまさに裏から文楽を語る。
6、「皿の中のイタリア」内田洋子(7・19)・・・食べ物の美味しさよりも、人間関係のおいしさに溢れる本です。
7、「平松洋子の台所」平松洋子(2・11)・・大好きな平松洋子さんの本。身の周りの置かれているものが・・・・おしゃれ。
8、「大阪弁入門」前田勇(6・16)・・・だんだん、大阪弁も、特に船場ことば、商人としてのことば、廃れていくんですな。
9、「桃中庵白酒と十三夜」桃中庵白酒(9・20)・・・桃中庵白酒が落語のキモについて、13の落語を使って解説。
10、「がんの原因と対処法がよくわかる本」藤原大美(11・10)・・・癌を治すのは本人自身、免疫力を高め、再発に打ち勝つぞ。
11、「負けるのは美しく」児玉清(11・4)・・・35歳にして胃癌に侵された娘を見守る児玉さん、周りの人の思いが交錯して辛い

12、「昭和元禄落語心中・10」雲田はる(9・22)・・・ついに、「昭和元禄落語心中」が完結、淋しい限りです。
13、「勘三郎の天気」(3・29)・・・芸人さんとご贔屓さん。役者と一般人。やはり越えてはいけない一線が。
14、「落語という生き方」広瀬和生(1・26)・・・今注目の噺家さんとの対談。各人の落語に対するアプローチ、生き方が生々しくて。
15、「リーダーへの伝言」塙昭彦(5・31)・・・すべての人が、ひとりひとりが「自分がリーダーなのだ」と自覚することから始まる。
16、「江戸看板図聚」三谷一馬(9・8)・・・江戸の町中の看板、お店屋さんが多岐にわたっているのに驚き。
17、「現代語裏辞典」筒井康隆(12・16)・・辞典を読むという作業はどれ位辛いか。でも、おもしろい。
18、「日本で百年生きてきて」むのたけじ(10・13)・・・日本人として如何に生きるべきか、骨のある本に久しぶりに出会う。
19、「大阪名店の凄み」あまから手帖(6・23)・・食い倒れの街で愛される名店。守るべき、誇るべき、変わらぬ美味、ここにあり。
20、「落語名人芸ネタの裏側」立川志らく(1・3)・・・三越落語会と十一人の名人の「感どころ」を志らくが解説。
21、「花の志ん朝」大友浩(4・12)・・・志ん朝さんの芸について、本人と周りの噺家さんの言葉から真意を語る。
22、「なにわ橋づくし」露の五郎(5・7)・・・落語だけではなく、橋の名由来、周りの土地柄、学術的に立派ななにわの橋づくし。
23、「檀」沢木耕太郎(8・9)・・・あなたにとって私は何だったの、私にとってあなたはすべてだったと言わせる、檀一雄。。
24、「現在落語論」立川吉笑(1・12)・・・あるネタを現代化して、また古典に還元、まさに噺は生きもの、生もの、の証拠ですな。
25、「大阪弁のつめ合わせ」わかぎのえふ(4・7)・・・ぎょうさんの大阪のおもろい言葉でてきよりま。
26、「おけら長屋」畠山健二(4・18)・・・まるで落語の世界。おっちょこちょいで人情味溢れる本。
27、「いつか来た町」東直子(3・31)・・・直子さんの語り、優しくて、あったかくて、好きですな。
28、「ほんとのこと言えば」佐野洋子(5・10)・・・辛口で「テレビで取り上げていること自体、この国は興廃している」。
29、「和菓子のアン」坂本司(8・30)・・・表紙の薯蕷饅頭の美味しさに魅せられて購入、いっきに味わう。
30、「陸王」池井戸潤(12・10)・・・見舞に頂いた本、めったに読まない小説、お気軽に楽しめましたな。



この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

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2015年・ごまめの落語・・BEST35

2015-12-30 23:55:55 | 年間BEST・・・・
ごまめ~の~いちょかみ

ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年も、仕事が忙しくて、というのは嘘、新たな趣味ゴルフに熱中
そこで落語は去年と横ばいで、少なく35公演、146の噺。


でも、その中から、今年一年ごまめの個人的な好みが大いに入った、BEST35・・。




2015年・ごまめの落語・・BEST35

1、銀瓶 「立ち切り線香」(2・22)・・無学で聴いたのが8年前、今や円熟の味「たちきり」は銀瓶さんが秀逸ですな。
2、文治 「火焔太鼓」(7・26)・・梅団治さんとの二人会での一席、私の中では最高の「火焔太鼓」。
3、鶴志 「平の陰」(5・25)・・何度聴いても嬉しくなるのは、自他とも認めるオハコの証し。
4、宗助 「怪談市川堤」(8・16)・・東京の講談噺で「お紺殺し」、「執念じゃなぁ」と夏怪談の一席。
5、鶴二 「算段の平兵衛」(6・14)・・死んだ家主の盆踊りでの踊り、やはり鶴二さん綺麗ですな。
6、春若 「禍は下」(1・18)・・良き時代を感じさせる妾宅での情景、春若さんの「禍は下」は憧れ。
7、梅団治「鬼の面」(12・20)・・今年の落語のトリはこれでおました。
8、福団治「百年目」(7・20)・・久しぶりの「百年目」で、堪能。
10、さん生「岸流島」(6・27)・・同じ乗り合い船でも、野崎詣りや三十石、兵庫船とは大分趣きが違いますな。
11、紫文 「三味線漫談」(6・27)・・「火付盗賊改方の長谷川平蔵が、何時のように両国橋の袂を歩いておりますと・・」
12、米平 「帯久」(8・16)・・米平さんの優しさ人柄がでて、奉行のお裁きが際立った気持ちの良い一席。
13、八方 「動乱の幸助」(7・2)・・八方さんの十八番、時々入る地話が八方さん風。
14、雀々 「代書」(2・14)・・「ぽーんです」。枝雀師匠、今回は代書屋さんの方でちらほら彷彿。
15、文之助「星野屋」(5・3)・・今回で三回目、休日の朝席で、艶っぽさは薄味か。
16、しん吉「鶴満寺」(2・21)・・さすが吉朝一門。上品、登場人物が出しゃばらず、それでいて活き活き。
17、鶴瓶 「長屋の傘」(1・18)・・この前、亡くなった弟弟子の小松さんの想い出をマクラに。
18、春雨 「猿後家」(3・21)・・春雨さんのニンにはまっているのか、はんなりとして粋さたっぷり。
19、伯枝 「へっつい盗人」(7・21)・・いつも落語の世界へ誘ってくれる伯枝さんの高座。
20、文都 「饅頭こわい」(1・15)・・噺もマクラも秀逸、文都さんのセンスの良さと実力発揮。
21、純瓶 「夢八」(7・20)・・純瓶さんの純朴さと八兵衛が重なり合い、いい色合いに。
22、米団治「地獄八景亡者の戯れ」(3・28)・・亡くなられた師匠米朝の袴を履いて登場。
23、文枝 「芸者ちどり24才」(1・15)・・日常を題材にしながら、ほんわかな笑いで包んでくれる。
24、小春団治「コールセンター問答」(8・24)・・言葉は大事で勘違いというか思いが伝わらずすれ違いが起きる。
25、学光 「佐々木裁き」(9・28)・・四郎吉の無邪気さと学光さんのほのぼの感が相まって好演。
26、風喬 「首の仕替え」(5・25)・・大師匠の松喬と兄弟子の三喬さんを足して二で割る風喬さん。
27、菊丸 「梅見の茶缶」(1・15)・・襲名後初めてということは、菊丸さんの落語、今回初めて。
28、喬介 「時うどん」(9・28)・・はじけた喬介さん、大好き。落語の愉しさの原点、ここにあり。
29、生寿 「蛇含草」(6・27)・・東京では「そば清」こちらではお餅、その食べる仕草は最高。
30、べ瓶 「いらち俥」(6・27)・・マクラもツカミも笑いのセンス最高。笑いの先行の笑福亭落語。
31、紅雀 「宿替え」(3・27)・・紅雀さん、ストレートに落語の愉しさ、ウキウキ感味わせてくれる。
32、鉄瓶 「子は鎹」(12・6)・・笑福亭のスタイル。寅ちゃんは父親と暮らし、母親が家をでていく
33、南光 「子ほめ」(10・4)・・南光さんの前座噺、軽めの噺も、絶妙の味で堪能。
34、福車 「ないもん買い」(9・28)・・一癖も二癖もある福車さんの落語、そのアクに嵌ってしまう。
35、呂好 「色事根問い」(9・28)・・よろしいな呂好さん、更に四芸磨いて十評判ですな。



お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。


一年間、ありがとうございました。

来年もよろしくでおます。






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2015年・ごまめの本の少し・BEST30

2015-12-29 03:04:05 | 年間BEST・・・・
今年のBEST・1は、「ミラノの太陽、シチリアの月(内田洋子)」で決まり。

2012年のBEST1に続いての、内田洋子さんの本。
やはりこの方と波長が一番合うんですな。

今年は、読書ログに嵌って92冊読破。
従来の落語と趣味のゴルフ、音楽と料理、一番の新ジャンルは時代小説。


今年も買ってまだ読めてない本がほぼ50冊、何かやり残したような・・・・。
その、どんどん増えていく山に、焦りというより諦め気味。



今年の ごまめのBEST30

1、「ミラノの太陽、シチリアの月」内田洋子(12・8)・・・感動の一冊、年末ギリギリに出会えて幸せの一冊。
2、「返品の無い月曜日」井狩春男(11・19)・・・何の予備知識もなく、手にしたことが嬉しくなる、本好きの方への一冊。
3、「ゲゲゲの女房」武良布枝(4・26)・・・水木しげるさんの奥さん、漫画に打ち込む夫を支え、おおらかにほがらかに生き抜く自伝物語。
4、「のり平のパーツといきましょう」三木のり平(2・7)・・・自宅を中心に酒を振る舞いながら語った貴重なる芸談。
5、「じいさん ばあさん、詩とうたと自伝」島田陽子(12・29)・・・“ごまめのうた”の作者の自伝。
6、「日本婦道記」山本周五郎(9・19)・・・涙のコストパーフォーマンス、最高の本。
7、「昭和元禄落語心中・7」雲田はるこ(3・24)・・人間模様から落語の真骨頂に戻り、更におもしろくなってきましたな。
8、「蝉しぐれ」藤沢周平(8・25)・・・時代小説、初挑戦、記念すべき一冊。
9、「大阪人の格言」小杉なんぎん(1・20)・・・大阪人が話していると漫才みたいと言われますが、どんな時も笑いに変えてしまう。
10、「落しぶたと鍋つかみ」本上まなみ(5・24)・・・大好きな本上まなみさんの本、今回は得意の食べ物のおはなし。
11、「ピアニストが見たピアニスト」青柳いずみ子(7・17)・・・中身が濃くてCD聴きながら・・・。。
12、「ぼくらの民主主義なんだぜ」高橋源一郎(11・26)・・・久米商店を見て買った本。普段使ってないない脳を刺激する。
13、「木晩町月光夜咄」吉田篤弘(10・29)・・・あのクラフト・エヴィング商會謎解きここにあり。
14、「一億人の服のデザイン」滝沢直己(2・10)・・・一人も、一億人も魅了するものづくりへのこだわりは同じ。
15、「勘三郎荒ぶる」小松成美(9・29)・・・読めば読むほど、勘三郎さんの早すぎる死が惜しまれます。
16、「一命」滝口康彦(9・8)・・・読書ログで“課長代理さんにお薦め頂いた滝口康彦さんのご本”。
17、「春団治のはなし」豊田善敬(4・9)・・1996年の発刊だが、出会いを感じるのは古書店の良さですな。
18、「継ぐこと、伝えること」京都芸術センター(8・20)・・・京都芸術センターが伝統芸能や文化を紹介、良い仕事してますな。
19、「立川談志のまくらコレクション」立川談志(2・5)・・落語ファンなら、必読のまくら集。
20、「問答無用のクラシック」許光俊(2・3)・・・音を言葉で表現する、クラッシク界奇才の評論集。
21、「酒のさかな」高橋みどり(4・7)・・・タイトル通りで、飲み物はビールではなく日本酒。
22、「千住家の教育白書」千住文子(9・5)・・・教育とは何か、家族とは何か。芸術家三人を育てた千住家のお母さんのご本。
23、「米朝落語の裏バナシ」小佐田定雄(5・1)・・・早々と発刊された米朝師匠追悼の本。
24、「オトナ語の謎」糸井重里(3・10)・・・仕事上で何気なく使っている言葉、如何に遠回しなのか。
25、「いとしい食物」森下典子(3・19)・・・一般の方が普段口にしているものばかり、懐かしい。
26、「落語手帖」矢野誠一(4・18)・・・艶なしのハトロン紙に巻かれて、東京神保町で買った本。
27、「朝霧」北村薫(7・28)・・・「円紫師匠と私」シリーズ第五作目、主題が落語と本で、興味あるハナシが。
28、「三屋清兵衛」藤沢周平(10・20)・・・読書ログで“課長代理さんにお薦め頂いた本、読み応えあり。
29、「ベッドサイド」林あまり(10・15)・・・何とも艶っぽい短歌集。一句一句に余韻に浸る。
30、「深川澪通り木戸番小屋」北原亜以子(9・10)・・・まるで落語、まるで浪曲の世界。



この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

大晦日には「ごまめの2015年BEST落語」をブログ致します。


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2014年・ごまめの落語・・BEST35

2014-12-31 21:30:24 | 年間BEST・・・・
ごまめ~の~いちょかみ

ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年も、仕事が忙しくて、というのは嘘、新たな趣味ゴルフに熱中
そこで落語は去年よりもさらに少なくて35公演、183の噺。


でも、その中から、今年一年ごまめの個人的な好みが大いに入った、BEST35・・。

今年も東京の噺家さんが、多く入ってきました、
普段とは違う意外な変化球に惑わされているような、
解かっているけど手を出してしまう新鮮さはありますな。


2014年・ごまめの落語・・BEST35

1、鶴二「井戸の茶碗」(9・21)・・最高でおました。噺、出来ばえ、お客様、三方良しの大舞台。
2、一之輔「欠伸指南」(5・27)・・「船頭さ上手にやっておくれ」今でもはっきり聴こえてきますな。
3、歌之助「龍馬伝」(4・13)・・修学旅行生さん達と一緒に感動を分かち合えた「龍馬伝」の一席。
4、喬太郎「小言幸兵衛」(7・27)・・小言幸兵衛さんのライブ感、これが喬太郎さんの原点だ。
5、福楽 「煮売屋」(2・10)・・大当たり。噺の変化球に、笑いのセンスが満載。凄い福楽さん。
6、南天 「動物園」(2・1)・・上方落語をきく会での南天さんの「動物園」、まさにレジェンド。
7、吉坊 「胴乱の幸助」(5・27)・・稽古屋のお師匠さんの語る浄瑠璃「帯屋」上手いですな。
8、銀瓶 「帯久」(6・8)・・長講の「帯久」たっぷりたっぷり堪能しましたで。
9、塩鯛 「試し酒」(3・23)・・権助さんの素朴さが塩鯛さんと相まっての好演。
10、福笑 「葬儀屋さん」(10・24)・・父親を亡くした悲しみの中。各人の思いが交錯する。爆発。
11、文珍 「けげんしゃ茶屋」(2・1)・・くせのある「けげんしゃ茶屋」をくせのある文珍さんが。
12、三喬 「初天神」(2・1)・・天神さんに出かけるまでの、寅ちゃん最高。
13、鶴志 「欲の熊鷹」(5・12)・・よろしいな大阪らしい噺、大阪らしい鶴志さんで。
14、志ん輔「三枚起請」(3・26)・・大トリの一席。これぞ落語の真髄とたっぷり。
15、三三 「釜泥」(3・26)・・待ってました「うれしくなっちゃう」三三さんの高座。
16、雀五郎「遊山船」(8・31)・・随所に入る肩透かしが快感。雀五郎さんの「遊山船」は凄い。
17、春若 「夏の医者」(8・4)・・優しさとシュールさが適度に混じり合う春若さんの落語。
18、松枝 「百年目」(9・5)・・人使い人つきあい金の使い方、船場の商人の心得帳のようなお話し。
19、枝鶴 「愛宕山」(3・3)・・息絶え絶えになって登っていく、一八と茂八。よろしいな。
20、小春団治「職業病」(4・14)・・何度聞いてもおもしろい「職業病」、・・完成度が高い証拠。
21、春之輔「子は鎹」(5・12)・・父親の言葉足らずと春之輔さんの喋りで、ほのぼの人情噺に。
22、正蔵 「読書の時間」(4・13)・・自分たちの学校生活が落語に、客席の生徒さん達大感激。
23、扇辰 「りんきの独楽」(3・26)・・女将さんお妾さん旦那さん、すべての登場人物がイキイキ。
24、南光 「はてなの茶碗」(9.23)・・油屋のやりとりに、南光節炸裂。
25、文之助「らくだ」(7・20)・・熊も屑やも上品、文之助さんに掛かると皆んな上品に。
26、福矢 「猿後家」(6・10)・・大兵衛のおべんちゃら、それを喜ぶお家はん、よろしいな。
27、たま 「蒟蒻問答」(1・25)・・三日前に覚えたばかり、アレンジする前の正統落語に感激。
28、さん生「柳田格之進」(11・7)・・くどくなく、それでいて薄味ながらコクのある、さん生さん。
29、生喬 「鰻谷の由来」(1・13)・・他の人では聴けない珍しい噺。生喬さんはひと味違う。
30、紅雀 「かぜうどん」(3・1)・・さすが枝雀師匠の直弟子。師匠を彷彿させる爆笑編。
31、かい枝「明石飛脚」810・19)・・噺が終わったと思うとまた始まる、繰り返しのおもしろさ。
32、梅團治「鴻池の犬」(7・22)・・よろしいな兄弟愛たっぷりのシロとクロ。
33、遊喬 「へっつい幽霊」(8・23)・・作ぼんも脳天の熊も、飄々として力が抜けて好演。
34、文華 「風呂敷」(10・29)・・知らぬは亭主ばかりなり、スリルと笑いは紙一重ですな。
35、団朝 「秘伝書」(9・23)・・テッパンのマクラ、昔話シリーズで始まり。

お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。


一年間、ありがとうございました。

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2014年・ごまめの本の少し・BEST30

2014-12-30 21:22:43 | 年間BEST・・・・
今年のBEST・1は、「ピアニストは指先で考える(青柳いずみこ)」で決まり。

凄い、この一冊で、再びピアノ曲を聴く楽しみが増幅。
もっか、お気に入りのピアノ曲は、シューベルトですが・・・・。

今年は、読書ログに嵌って115冊読破。
従来の落語と短歌以外に、あらたな趣味のゴルフ、着物に関する本も多く。

今迄、書かなかったビジネス書も書くようにした。

一番読んだのが、平松洋子さんで5冊、
それも全てが☆4つで、現在一番波長が合っている作者のようでおます。

買ってまだ読めてない本がほぼ50冊、何かやり残したような・・・・。
(実際、遣り残して入るんですが)
その、どんどん増えていく山に、少し焦っております。

今年の ごまめのBEST30

1、「ピアニストは指先で考える」青柳いずみこ(5・18)・・・この一冊で、再びピアノ曲を聴く楽しみがクレシェンド。
2、「野蛮な読書」平松洋子(2・2)・・・最高の書評本。一冊の本を大事に読む。これこそまさに再読の本。
3、「色を奏でる」志村ふくみ(9・18)・・・草木で染色され、元のいのちが一つ一つの織物に宿る。
4、「悠々として急げ」中部銀次郎()・・・ゴルフだけではなく、人世の生き様のヒントにも。
5、「はじめての男着物」木下勝博(11・13)・・・既に数十回読み返した枕元にある私の着物バイブル。
6、「俳風三麗花」三田完(3・25)・・久し振りの小説。俳句ってこんなにライブ感のあるもの。
7、「もっと深く、もっと楽しく」中部銀次郎(12・28)・・・自分の力を甘くなく辛くなく正確に把握する、そこからすべてが始まる。
8、「神さまとのおしゃべり」さとうみつろう(12・21)・・・神さまは各人の中にあり、“感謝”。
9、「小石川の家」青木玉(8・28)・・・読み応えございますの一言。
10、「最初で最後の本屋」松浦弥太郎(12・2)・・・松浦弥太郎さん初期の本で、一番のお奨め。
11、「京セラ フィロソフィ」稲盛和夫(8・5)・・・京セラ、門外不出の書。ついに公開。実践あるのみ。
12、「やわらかなレタス」江國香織(3・14)・・・初夏の新緑の木漏れ日を抜ける風のようなエッセイ。
13、「幸田文の箪笥のひき出し」青木玉(10・4)・・・独自の美意識が着物の一枚一枚に込められる。
14、「芽つきどんぐり」本上まなみ(5・1)・・・一緒に暮らしているような気にさせるお気軽エッセイ。
15、「道なき道をつくる」山西政義(12.9)・・・先が読めない時代こそおもしろい。
16、「意味がなければスウィングはない」村上春樹(1・23)・・・読めば読むほど、無性に音楽が聴きたくなる本。
17、「買えない味」平松洋子(5・5)・・・日々の暮らしの中でちょっとした手間で数段美味しくなる。
18、「まだふみもみず」檀ふみ(2・12)・・・いにしえのことばを使いながらの好エッセイ。
19、「おもたせ暦」平松洋子(8・19)・・・気心の知れた仲間と一緒に楽しめる“おもたせ”。
20、「白酒一人壺中の天」桃中庵白酒(8・14)・・・師匠と弟子。羨ましい親子関係。
21、「秘密と友情」春日武彦と穂村弘(12・7)・・・クローンのような方がもう一人。
22、「吉朝庵」上田康介(2・6)・・・知れば知るほど生の高座が聴きたかった吉朝さん。
23、「日々の100」松浦弥太郎(3・30)・・・これを見て買ったのがAesopのハンドクリーム。
24、「ちいさな言葉」俵万智(2・24)・・・子供の感性に「びっくり びっくり くりきんとん」でおます。
25、「きらきらひかる」江國香織(1・23)・・・世間の常識は誰が決めたの・・そんなハナシ。
26、「ひさしぶりの海苔弁」平松洋子(2・22)・・・週刊誌に連載されたエッセイ、このお気軽さが好きですな。
27、「笑売人、林正之助伝」竹本浩三(10・21)・・・正之助会長、芸人さん以上の話術でケムリにまく。
28、「蚊がいる」穂村弘(1・3)・・・穂村さんの視点、発想はやはりおもしろい。
29、「桂三枝論」やまだりよこ(1・7)・・・常にベストをつくしてきた、そんなドラマティックな人生
30、「ちびちびごくごくお酒のはなし」伊藤まさこ(9・11)・・・のんべえの嫁さんの酒のアテにと。



この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

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2013年・ごまめの落語・・BEST35

2013-12-31 01:23:45 | 年間BEST・・・・
ついに、今年も、あと一日で終わり。

今年も、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて40公演、200の噺。


では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。

東京の噺家さんが、多く入ってきたのは、
上方とは違う演出の変化球に惑わされているような、でも新鮮さはありますな。


2013年・ごまめの落語・・BEST35

1、新治 「井戸の茶碗」(1・17)・・・・江戸の粋と上方の洒落っ気を持ちあわせた絶品落語。
2、喬太郎「ハンバーグのできるまで」(5・22)・・凄い、最高、登場人物が活き活きの一大喜劇。
3、鶴二 「ハンカチ」(10・13)・・新境地、創作落語でも技ありの鶴二さん。
4、一之輔「初天神」(7・7)・・新鮮、今迄の聞いた中で最高の「初天神」。
5、千朝 「鹿政談」(10・12)・・千朝さんの落語、終った後の余韻が最高でおます。
6、正蔵 「幾代餅」(7・21)・・九代目正蔵、良かったですな、本家本元。
7、南光 「小言幸兵衛」(3・17)・・人が好き、話が好き、おなごが好き、南光さんの生き写し。
8、ざこば「文七元結」(3・17)・・関西の薄味に昇華させたざこばさんの「文七元結」。
9、南天 「替り目」(6・2)・・「おかあちゃん、大好き」ほのぼの夫婦に、ほっこり。
10、紅雀 「向う付け」(11・16)・・よろしいな、紅雀さんの「喜ぃさん」 最高。
11、遊喬 「へっつい幽霊」(7・13)・・脳天の熊五郎の博打好きが前面にでて秀逸。
12、文之助「替り目」(10・6)・・上品な文之助落語の開宴ですな。
13、梅團治「不動坊」(7・21)・・濃度高く、凝縮された梅團治落語。
14、三喬 「さぎ取り」(7・7)・・「在りし日のカーネギー・サンダースの一席」。
15、志らく「粗忽長屋」(2・24)・・志らくさんの狂気がチラチラする「粗忽長屋」。
16、三三 「悋気の独楽」(2・2)・・お目当ての三三さん、高座を歩く姿がかっこいい。
17、春若 「三十石」(7・11)・・櫓を漕ぎ方、文枝さんと談志さんの違いを・・・粋ですな。
18、銀瓶 「宿屋仇」(1・27)・・ビジュアル的演出を排除しての「宿屋仇」
19、文太 「鰻の幇間」(11・16)・・文太さん得意の江戸落語、移入シリーズ。
20、米団治「掛け取り」(2・2)・・旧暦の正月でということで「掛け取り」良かったでおます。
21、金時 「浜野矩随」(3・7)・・教育的指導が入ったような噺、江戸らしさいっぱい。
22、市馬 「笠碁」(7・7)・・市馬さんの美声が心地よく響く。
23、談四楼「柳田格之進」(3・25)・・さらりとした大人味の「柳田格之進」
24、伯枝 「遊山船」(6・15)・・六代目の「遊山船」さすが笑福亭の骨太です。
25、春之輔「子は鎹」(4・13)・・言葉少なし、情多し、よろしいな春之輔師匠の「子は鎹」。
26、呂好 「近日息子」(4・20)・・遠征地の武生の街での一席、やはり十八番は強いですな。
27、歌之介「龍馬伝」(5・25)・・何度聞いてもおもしろい、もはや歌之助さんの古典。
28、あやめ「義理ギリコミュニケーション」(6・15)・・マクラが徹子の部屋の鉄板二枚。
29、雀太 「代書」(6・2)・・笑福亭の骨太と枝雀師匠の奇天烈さがMIX。
30、喬介 「天狗刺し」(12・1)・・商売根問いのところ最高。大ネタでも喬介パワー全開。
31、瓶太 「首提灯」(10・13)・・節度ある酔い方の瓶太さんの「首提灯」
32、雀三郎「帰り俥」(10・6)・・あぁ、これが小佐田定雄さんの「帰り俥」。
33、雀々 「がまの油」(7・15)・・猿回しのマクラから大道芸人の「がまの油」へ。
34、春蝶 「山内一豊と千代」(7・15)・・十八番があるのは、春蝶さん、強みですな。
35、たま 「漫談家の幽霊」(9・29)・・地元の岸和田ネタのマクラで、炸裂。

お一人様、感動の一演目とさせて頂いております。

色物
・のだゆき「音楽パフォーマンス」(5・27)(3・7)・・のだゆきさん目当てに小屋を選んでいます。
・ナオユキ「スタンダップコメディ」(5・10)(12・1)・・いつも新ネタで、得心も感心も感動。
・琴調「お民の度胸」(3・7)・・声の張りといい噺っぷりといい講談に聞き惚れる。
・英華「女道楽」(6・25)・・いつも華やかな英華さん。艶っぽいですな。



一年間、ありがとうございました。

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2013年・ごまめの本の少し・BEST25

2013-12-29 05:29:06 | 年間BEST・・・・
歌舞伎 家と血と藝 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社



今年のBEST・1は、「歌舞伎 家と血と藝(中川右介)で決まり。

歌舞伎の世襲と門閥、それを護る為のドロドロした人間ドラマ。
作者の力作だけに、読み応えたっぷり。

今年は、読書ログに嵌って111冊読破。
従来の落語と短歌以外の、ことばに関する本も多く。

その他、遅まきながら向田邦子、村上春樹、江國香織、原田宗典、、アーサー・ビナート、木皿泉などの
作者との出会いも今年。

買ってまだ読めてない本がほぼ30冊、何かやり残したような・・・・。
そんな中で、読みおもしろかった本を振り返ると、好きなジャンルのものが多く

今年の ごまめのBEST25

1、「歌舞伎 家と血と藝」中川右介(10・22)・・・力作、10年後もずっと読み続けられる素晴らしい本。
2、「シノダ課長の絵日記」篠田直樹(7・11)・・・男性の為の食の図鑑。
3、「異性」穂村弘×角田光代(1.3)・・・女は変化をおそれ、男は固定をおそれる。
4、「二度寝で番茶」木皿泉(10・28)・・・新しい作者との出会いの一冊。
5、「本業失格」松浦弥太郎(6・11)・・・松浦弥太郎のお勧めBEST1.
6、「大阪のことば学」尾上圭介(6・23)・・大阪の言葉、落語の世界へどっぷり。
7、「喧嘩猿」木内一裕(9・6)・・・はまりますな、講談本。
8、「短歌という爆弾」穂村弘(11・30)・・・歌人としての穂村弘さんの貴重な本。
9、「にせもの師たち」中島誠之助(11・24)・・・古美術商仲間では、騙す者より騙される者の方が悪い。
10、「不恰好経営」南場智子(12・2)・・・社長の仕事は意思決定、肝に銘じなければなりませんな。
11、「サラダ好きのライオン」村上春樹(10・31)・・・村上春樹、見直しの巻。
12、「ことわざの悪魔の事典」別所実(10・20)・・・落語のオチにつながる声に出しての言葉遊び。
13、「落語こてんコテン」柳家喬太郎(10・6)・・・プロからみた、プロの芸のすごさ。
14、「上方落語四天王の継承者たち」戸田学(8・25)・・・時代、時代の名人が、現代の名人へつながる。
15、「回転ドアは順番」穂村弘×東直子(8.29)・・・ふたりの想いはあやしく熱い。
16、「落語家、昭和の名人くらべ」京須偕充(9・2)・・・志ん生、圓生、文楽、三木助、小さん、志ん朝、一期一会
17、「絶叫委員会」穂村弘(8・29)・・・周りにある無数の詞。
18、「人の日本語」山下景子(9・14)・・・美しい日本語の「魂」が伝わる。
19、「日本語えとせとら」阿刀田高(9・28)・・・国文学者顔負けの阿刀田節。
20、「枝雀落語の舞台裏」小佐田定雄(9・8)・・・枝雀精選48席のお供に。
21、「この落語家を聴け」広瀬和生(6・27)・・・東京の噺家さんへの想いがつのる。
22、「昭和元禄落語心中」雲田はるこ(7.20)・・・独特のきだるさ感がたまりませんな。
23、「日本語の作法」外山滋比古(6・31)・・・日本語のもっている美しさ。
24、「この世は落語」中野翠(9・18)・・・江戸落語への興味がそそられますな。
25、「どうらく息子」尾瀬あきら(10・269・・・結構、発刊が待ち遠しい落語漫画。

この年末年始の間に、積んである中からできるかぎりの本を読まなければおます。

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今年、一年間、「ごまめの本の少し」ご愛読ありがとうございました。


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2012年・ごまめの落語・・BEST35

2012-12-31 05:06:07 | 年間BEST・・・・
ついに、今年も、あと少しで終わり。

今年は、仕事が忙しくて、去年よりもさらに少なくて44公演、208の噺。


今年は、なかなか時間がとれなくて、当日券でふらりといくという落語会も少なく。
後半は息切れ状態・・・。・

では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。

新顔の噺家さんもちらほら、江戸の噺家さんもちらほら、創作落語もちらほら。
なんと言っても、ここには無い、文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」、初体験ながら感動でおましたな・・・。


今年も、噺家さん一演目に限定といたしました・・・・。

まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年・・BEST35


01・・春團冶・・「野崎詣り」・・05・10・目の前に春團治師匠。こんな近くで三代目が、至福の時が流れる。
02・・新治・・・・「中村仲蔵」・・07・01・新治さん格調高く。身震いする,仲蔵の生き様と重なって最高。
03・・鶴二・・・・「三十石」・・・・01・24・明るく輝いて、そして華のある繁昌亭大賞受賞の会に相応しい高座。
04・・宗助・・・・「百年目」・・・・05・20・親旦那の品格が滲みだす、宗助さん感動の一席。
05・・南天・・・・「茶の湯」・・・・07・08・こんなに楽しい噺とは、一流シェフにかかって絶品の落語に・・・。
06・・吉坊・・・・「七段目」・・・・10・21・歌舞伎と落語、緊張と緩和、「七段目」は吉坊でキマリですな。
07・・鶴志・・・・「花筏」・・・・・・02・18・体型といい、噺っぷりといい、文句なしの横綱相撲の「花筏」。
08・・さん生・・「巌流島」・・・・12・16・武士と船中の町人の能天気、野次馬っぷりが最高、江戸落語の粋。
09・・松喬・・・・「網舟」・・・・・・10・21・病床の身体でありながら、新ネタに挑戦、凄い、松喬師匠の一席。
10・・塩鯛・・・・「素人浄瑠璃」10・27・浄瑠璃好きの旦那と塩鯛さんがダブリ、最高。・・・貫禄の高座。
11・・鶴瓶・・・・「青木先生」・・09・15・鶴瓶さんの私落語の代表作・何度聞いても楽しい「ピイ―」。
12・・雀々・・・・「手水廻し」・・07・22・「ちょうーず、ちょうず、ちょうーず」とおなごしの台詞だけで。
13・・ざこば・・「厩火事」・・・・02・12・お咲さん、単に焼きもち焼きだけではなく心底亭主に惚れてますな。
14・・八天・・・・「御神酒徳利」03・04・ギャグが満載。八天さんの創作落語のごとく主人公のセリフが自然。
15・・よね吉・・「七段目」・・・・01・24・きっちりと本寸法の良さ、米朝一門の匂いがプンプン。
16・・萬窓・・・・「締め込み」・・05・26・夫婦喧嘩が見せ所、嫉妬するぐらい仲が良いんでしょうな。
17・・小南治・・「甲府い」・・・・04・11・池袋演芸場のトリ。上方で聴く機会の少ないこの一席で満足。
18・・さん喬・・「船徳」・・・・・・07・28・乗っているお客二人も、揺れる揺れる、私たちまで船酔い。
19・・銀瓶・・・・「宿題」・・・・・・11・28・武生の奥さんの、「銀瓶さん、華があるわ」の一言でキマリの一席。
20・・九雀・・・・「雨乞い源兵衛」06・09小佐田さんの代表作は「雨乞い源兵衛」と「貧乏神」「茶漬えんま」。
21・・梅団治・・「親子茶屋」・・03・04・骨太の「親子茶屋」最高。梅團治さん、なんと片膝立てての大熱演。
22・・南光・・・・「鹿政談」・・・・07・11・南天襲名の日の落語。身近のライバルへの挑戦か。
23・・文也゛・・・「宿屋仇」・・・・11・21・本寸法で、硬さと柔らかさが見事に中和された落語。
24・・竹林・・・・「井戸の茶碗・02・24・やはり良い人ばかりが登場する落語は、ほっこりとして愉しいですな。
25・・三喬・・・・「鴻池の犬」・・06・30・・薬味がたっぷり入る「鴻池の犬」、このスパイスがたまりませんな。
26・・福車・・・・「代書屋」・・・・06・07・骨太の福車さんだが、随所に三代目の繊細さが・・・・・。
27・・遊喬・・・・「試し酒」・・・・07・08・よろしいな、主人公の朴念さと遊喬さんの味が相まって最高。
28・・まん我・・「野崎詣り」・・01・21・おもしろい春團治一門とは違う「野崎詣り」、色んな形楽しおますな。
29・・米二・・・・「天狗裁き」・・04・20・米二さん、端正な米朝一門の中でも、やはり一番の正統派ですな。
30・・文太・・・・「足上がり」・・08・04・高座にあがるなり「待ってました」の掛け声、ゆったりとした時が。
31・・春之輔・・「蛸芝居」・・・・09・15・一言一言の独特の間が、春之輔さんとの味に昇華の「蛸芝居」。
32・・染二・・・・「紺屋高尾」・・09・20・江戸落語の「紺屋高尾」、聴かせ上手、名調子の染二さんの一席。
33・・春蝶・・・・「権助提灯」・・03・18・春蝶さん、追い帰しながら甘える女の色気がエロイ。
34・・三扇・・・・「又も華やしい華燭の典」09・15・何度聴いても楽しい、もはや三扇さんの十八番ですな。
35・・ちょうば「ハンカチ」・・08・02・話しっぷりが自然で、上方台本募集優秀作、値打ちありますな。

落語外

①文楽「仮名手本忠臣蔵・七段目」・・11・10・・初体験、心に沁みる感動、大阪の伝統芸残さねば・・。
②浪曲「赤垣源蔵名残の徳利」、菊池まどか・10・21・・久しぶりのまどか節に涙・涙・・・。


今年も、一年、ごまめのいちょかみに、おつきあい頂きありがとうございました。




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2012年・ごまめの本の少し・BEST20

2012-12-29 05:05:07 | 年間BEST・・・・
ジーノの家―イタリア10景
クリエーター情報なし
文藝春秋



今年読んだのは、ほぼ100冊。そのうちブログに書いたのが84冊。
☆☆、星二つ以上で印象に残ったの40冊の中から、20冊だけを選ぶと。

今年のBEST・1は、
今年、最後に読んだ本・・・・・「ジーノの家・イタリア10景」(内田洋子)で決まり。
この、エッセイでありながら、イアタリアの風景と小説の様な出来事にドキドキハラハラ。



穂村弘さん、佐藤真由美さん、東直子さん、枡野浩一さんなど、短歌の人たちの本と。
今年は、「どうらく息子」に「昭和元禄落語心中」「えーカミさんを一席」など落語漫画にもはまる。

でも、素直に並べると、女流作家が多いこと、結構、おばさん波長で合ってるんでしょうな。


来年はどんな本に出会うのか楽しみですな。


ごまめの・今年のBEST20

①「ジーノの家・イタリア10景」、内田洋子・・・12・24・・事実は小説より奇なり、年の瀬にサンタからの贈り物の一冊。
②「仏果を得ず」、三浦しをん・・・・01・12・・・文楽とは決して古めかしいものではなく、私たちの日々の生活で活きている。
③「ひとりの夜を短歌とあそぼう」、穂村弘、東直子、沢田康彦・・4・10・・落語も短歌も同じ、それは「緊張と緩和」
④「べんとうの時間」、阿部了、直美・・・・・05・13・・お待ちどう続編・・・・今年も、想いで愛情弁当に軍配。
⑤「どうらく息子」、尾瀬あきら・9・4・「おまえはどんな噺家になりたいんだ」「人の了見を推し量れ」、6巻発売が待ち遠しい。
⑥「昭和元禄落語心中」、雲田はるこ・8・9・初の漫画、それも女性コミック。筋立ては落語世界どっぷりで、おもしろい。
⑦「恋するカノン」、佐藤真由美・・8・19・・今も昔も想いは同じ・・古き万葉の時代に、恋する歌音(カノン)
⑧「落語物語」、林家しん平・・6・12・・師匠のカミサン、葵さんに惚れちまった、ごまめでございます。
⑨「恋する言葉」、佐藤真由美・・7・12・・涙っぽくなったのか、短歌の世界に心地よく彷徨う。
⑩「上方落語の四天王」、戸田学・・1・7・・四天王、各々の特徴を演目紹介とともに、的確に分析しつつ解り易く紹介。
⑪「落語はライブで聴こう」八木忠栄・・8・2・・過去の名人を褒め上げるのではなく、現実に落語を聴き、一期一会を大切に。
⑫「一人で始める短歌入門」、枡野浩一・5・4・・簡単なことばでの、短歌に共感。
⑬「権太郎の大落語論」、柳家権太楼・8・14・・寄席芸人としての信念が随所に表れる、権太楼さんの落語論。
⑭「卵一個ぶんのお祝い」、川上弘美・・6・26・・最後の二行にどれだけの時間が割かれているか、後味すっきりの日記です。
⑮「三題噺・示現流幽霊」、愛川晶・・3・13・・神田紅梅亭寄席捕物帳シリーズ第4弾。でも今回で終了、残念。
⑯「談志のことば」、立川志らく・・4・24・・亡くなられた談志師匠と志らくさんの交換日記。
⑰「おじさん図鑑」、なかむらるみ・・6・5・・おじさんはもとより、おじさんに興味ある方は必見。(女房も買って家に二冊ある)
⑱「一之輔、高座に粗忽の釘を打つ」、春風亭一之輔・11・24・・その噺のキモ、演出のスポットのあて方で噺はどう変わるのか。
⑲「わかったと思うな」、中部銀次郎・・11・6・・珍しくゴルフの本。自分との戦い、いかに平常心を保てるか・・・。
⑳「若き餓エーテルの悩み」、桂文我・文紅・・8・7・・「若き飢エーテルの悩み」・・文紅さん・・清く正しく・・面白くでおます。



今年も一年、ありがとうございました。




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2011年・ごまめの落語・・BEST・35

2011-12-31 01:01:30 | 年間BEST・・・・
ついに、今年も、あと少しで終わり。

今年は、仕事が忙しくて、去年よりも少なめの49公演、191の噺。
後半は、江戸での落語会と上方では笑福亭中心に。

今年は、なかなか時間がとれないので、贅沢ですが、演者と演目の組合せを見てから、落語会ヘ。
本来ふらりと行けるのが落語、私にもそんな時間と心の余裕が欲しい一年でおましたな。

では、今年一年の中から、個人的な好みが大いに入った、BEST30いや35・・・。

鶴二さん、梅團冶さんは贔屓だけに、どの演目もBEST入りするので、
今年も、噺家さん一演目に。


まあ単にごまめの、ひいき目と偏見と、お目溢しを。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011年・・BEST35


01・・・春團冶・・「寄合酒」・・・・・・・・・01・03・・・、今年も凛としてすべてがお洒落。
02・・・鶴二・・・・「らくだ」・・・・・・・・・09・17・・・噺家生活25周年のハレの舞台で堂々たる「らくだ」
03・・・松喬・・・・「ねずみ穴」・・・・・・・12・11・・・嫌な兄貴を薄めることなく緊張の「ねずみ穴」
04・・・さん喬・・「芝浜」・・・・・・・・・・・12・16・・・さん喬さん、夫婦の情愛をさらりと上品に。
05・・・梅團冶・・「ねずみ」・・・・・・・・・05・03・・・梅團治さんそのもの、人間味溢れる「ねずみ」に感動。
06・・・花禄・・・・「片棒」・・・・・・・・・・・07・31・・・神田の神輿、口での笛と太鼓に思わず拍手。
07・・・鶴志・・・・「千早ふる」・・・・・・・02・19・・・鶴志さんの、落語のもつアドリブ感にはまりますな。
08・・・ざこば・・「一文笛」・・・・・・・・・03.14・・・「それが、盗っ人根性というもんや」ざこばさんのこの台詞にジーンと。
09・・・雀松・・・・「星野屋」・・・・・・・・・01・16・・・男と女の化かしあい、死後は年の功の勝ちか。
10・・・米二・・・・「牛ほめ」・・・・・・・・・09・04・・・ベテランさんの前座噺は、なんておもしろいか。
11・・・雀三郎・・「くやみ」・・・・・・・・・10・09・・・ハチャメチャ感、一期一会のライブ感で、最高であます。
12・・・こごろう「高津の富」・・・・・・・01・22・・・「えべっさんのあほ」、楽しい楽しいこごろうさんの「高津の富」
13・・・かい枝・・「堪忍袋」・・・・・・・・・01・16・・・油の乗っているパワプルなかい枝さんの高座。
14・・・仁智・・・・「EBI」・・・・・・・・・05・03・・・仁智さんの新作落語はどれもまた聴きたくなる。「EBI」もしかり。
15・・・松枝・・・・「三枚起請」・・・・・・・05・11・・・「鶴二さんの祝いの会」で弟弟子思いの、印象残る高座。
16・・・三喬・・・・「おごろもち盗人」・05・11・・・押したり引いたり、主人とのかけひき絶妙、やはり泥棒は三喬さんに限りますな。
17・・・雀々・・・・「夢八」・・・・・・・・・・・06・04・・・マクラ無しのj雀々さんかっこいい。いつも通りの汗だくの熱演。
18・・・新治・・・・「柳田格之進」・・・・・01・22・・・上方で聴く機会の少ない人情噺を新治さんが。
19・・・文太・・・・「孝行糖」・・・・・・・・・07・16・・・「孝行糖、孝行糖シ\、テンスケテン、スケテンテン」この馬鹿らしさ、よろしいな。
20・・・遊雀・・・・「井戸の茶碗」・・・・・09・09・・・末広亭のトリ。この一席で満足、いっぱい。
21・・・文三・・・・「堪忍袋」・・・・・・・・・05・03・・・文三さんの「堪忍袋」のお咲さん、口は悪いが品があって、美人っぽい。
22・・・権太楼・・「町内の若い衆」・・・09・24・・・見ているだけで楽しくなる権太楼さんの笑顔。
23・・・鶴瓶・・・・「青木先生」・・・・・・・12・11・・・鶴瓶さんの私落語の代表作・・「ピイ―」
24・・・まん我・・「桑名船」・・・・・・・・・06・25・・・この噺のミステリー感、上手く表現。
25・・・宗助・・・・「蔵丁稚」・・・・・・・・・06・04・・・よく通る声、大音量で響き渡った動楽亭。
26・・・鶴光・・・・「荒茶」・・・・・・・・・・・09・04・・・落語は愉しいものと、小ギャグ満載の鶴光さん。
27・・・よね吉・・「天災」・・・・・・・・・・・01・22・・・八五郎もスッキリしていて正統っぽい、吉朝一門、本来の「天災」
28・・・遊喬・・・・「餅屋問答」・・・・・・・05・15・・・主人公の武骨さとデタラメさが遊喬さんと重なり秀逸。
29・・・塩鯛・・・・「はてなの茶碗」・・・03・19・・・笑福亭とだぶるどっしりとした塩鯛さんの「はてなの茶碗」
30・・・生喬・・・・「虱茶屋」・・・・・・・・・11・19・・・虱を扱っているのに、日本舞踊をしているように優雅に上品な高座、粋。
31・・・文鹿・・・・「お文さん」・・・・・・・07・16・・・骨太でありながら、人間味がにじみ出る文鹿さんらしい噺・
32・・・紅雀・・・・「くしゃみ講釈」・・・10・09・・・明るさ、たのしさが散りばめられた紅雀さんの「くっしゃみ講釈」
33・・・米左・・・・「豊竹屋」・・・・・・・・・09・04・・・聴かせ上手、名調子の米左さんの一席。
34・・・九雀・・・・「御公家女房」・・・・・03・19・・・九雀さんの十八番「公家女房」、随所に工夫があって楽しい。
35・・・春蝶・・・・「こうもり」・・・・・・・09・17・・・春蝶さんらしい独特の気怠さが漂うファンタジー噺。


今年も、一年、ごまめのいちょかみに、おつきあい頂きありがとうございました。

来年は、お正月の一心寺亭からが、笑い初めでおます。



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2011年・ごまめの本の少し・・BEST・20

2011-12-30 12:34:06 | 年間BEST・・・・
2011年・ごまめが読んだ中での、BEST20。


おべんとうの時間
クリエーター情報なし
木楽舎



☆☆、星二つ以上で印象に残ったの本、20冊、。

今年のBEST・1は、落語、短歌とも違う「おべんとうの時間」。
何とも、愛する人への温かさが感じられる本でおます。

三浦しをん、万城目学、北村薫、愛川晶さんなどが、今年初めて出会った人たち。
年末には、、池谷裕二さんの脳のお話しも、新ジャンルで読みだすが
釣りや、短歌と、落語以外にも拡がりつつ、気の多さが目立ちますな。

でも、素直に並べると、穂村さんの本が多いこと、結構波長が合ってるんでしょうな。


まあ、これらの本から、来年はどう拡がるのか楽しみですな。


ごまめの・今年のBEST20

①「べんとうの時間」・阿部了、直美・・・・・02・01・・作り手の想いが詰まった愛情弁当ばかり。
②「落語進化論」・立川志らく・・・・・・・・・・07・03・・流行は時代を動かすが、文化はマニアがつくる。
③「あやつられ文楽鑑賞」、三浦しをん・12・07・素人目線、それでいて核心をつく、文楽の世界にズケズケと。
④「米朝ばなし」、桂米朝・・・・・・・・・・・・・・01.21・・上方落語の学術的必読の本。
⑤「バス釣りの教則本」、・・・・・・・・・・・・・・07・28・・読んでいると、釣りに行きたくなる教則本。
⑥「短歌の友人」、穂村弘・・・・・・・・・・04・13・へなへなの駄目男を演じている穂村弘さんの短歌の歌論集。
⑦「ひとりで生きられないのも芸のうち」内田樹・02・10・普段の自分の考え、いきざまを整理するには最適の本。
⑧「短歌ください」、穂村弘・・・・・・・・・06・08・・短歌に含まれる情景、心情を探るのは落語の世界に相通じる。
⑨「落語こてんパン」、柳家喬太郎・・・・・・08・15・・すべての噺、読んでいる内に落語の真髄に近づく。
⑩「ドラえもん短歌」、枡野浩一・・・・・・08・09・・優しくて・ドラえもんの世界に、何でもドアで運んでくれる。
⑪「らくご小僧」、立川志らく・・・・・・・・・・10・18・・夢と現実の狭間を彷徨いさせる志らくの私小説。
⑫「ハナシがうごく」、田中啓文・・・・・・・・01・27・・お馴染の酔いどれの師匠とツッパリ弟子の物語。
⑬「にょにょ記」・穂村弘・・・・・・・・・・・・・・10・04・・読んでいると自分の心がふやけていく、ナオユキ感覚。
⑭「単純な脳、複雑な私」、池谷裕二・・・・・12・03・・脳はほんと単純、難しくしているのは私自身。
⑮「芝浜謎噺」、愛川晶・・・・・・・・・・・・12・26・・落語についての内容はどんな落語本よりも濃い。
⑯「場所はいつも旅先だった」、松浦弥太郎・03・06・心をいつも色鮮やかに保つ、想い想われるこころはいたって濃縮。
⑰「新宿末廣亭のネタ帳」、長井好弘・・・・02・06・・繁昌亭のネタ帳も見たくなる。
⑱「落語の聴き方楽しみ方」、松本尚久・・02・04・・口調は柔らかいが、中身はいたって硬くなかなかのもの。
⑲「師匠は針、弟子は糸」、古今亭志ん輔・09・03・・師匠の突進んで行ったところを、弟子は有無をも言わずついて行くだけ。
⑳「あなたと読む恋の歌百首」、俵万智・・07・09・・恋の歌をじっくり味わうのもよろしおます。




追悼


今、手元にある「北杜夫」さんの本。(文庫本がお気に入りで置いてある「昆虫記」)

私が中学生の頃から大好きであった、北杜夫さんが今年の10月24日死去されました。(84歳)

「どくとるマンボウ」シリーズはどれもが愉しく、発刊が待ちどおしかったこと。
その中でも私の一番のお気に入りは「昆虫記」、何度読み返していることやら。

あと、いつものつもりで読みはじめた「楡家の人々」を読み終えるのに2カ月も掛かった事など、
毎日数ページしか進まない読書だが、読み終えないと大人になれない不安感で、背伸びしながらの読書だった青春時代。
すべて、良き想い出ですな・・・。

読書の楽しさ、ユーモアのある人生の喜びなど、遠藤周作、吉行淳之介さんらと共に、
今の私、心のあり方に大いに影響した作家でおます。

心からご冥福をお祈りいたします。



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