・・・・・・・・・・・・・・・・・・・和泉ワンコイン寄席・・・・・・・・・・・・・・・・・
ついに、家から車で、10分の和泉中央のシティプラザでの
和泉ワンコイン寄席に、なんと、ナオユキさん登場。
嫁さんと一緒に、かぶりつきで、あのボソボソの呟き聞くぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼から、お天気も回復、風は冷たいが、春らしい日差しが。
Ⅰ氏にチケットを渡して、部屋に入ると、すぐ後ろにT氏夫妻が。
なんと、東大阪からナオユキさん目当てに、和泉市まで遠出。
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」
頭、散髪したてか、丸坊主にちかく、東京の噺家さんみたい。
獣医出身でと、自己紹介しながら「延陽伯」ヘ。
卯三郎さん、時間の関係か、あちらこちらを、へし折って
でも、肝心の仕込の部分が飛んでは、話のおもしろさが、半減。
「すたん、ぶびょうのぎなり」、に続く「かんや、だんぶつのぎなり」
が、両者が入れ替わってしまい、きったが。
後に続く、「たかつの社・・・高津さんのお宮。白酒店の茶店。・・・
遥か西方の・・六つの甲のいただきという・・六甲山の方から
激しい風が吹いて、小砂・・・小さな砂が、眼入・・・眼に入ったと言う
ことやの説明が、ごそっと抜けていた。
「わらわの姓名なるや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」も
何度も繰り返されるが、もひとつ解らずと。
娘さん、言葉が丁寧過ぎると言うが、卯三郎さんは口調は優しいが
説明の丁寧さが欠けた分、笑いで損をする。
風呂屋に、糠袋もって行くシーンも抜け、
嫁さんの茶碗と自分の茶碗で、
「チンチロリンのガサガサ、ボーリボリのバリバリ」
子供の手を引いて、「ヨヨイヨイ、チャチャ、チャ」
と、延陽伯のおもしろいところ、すべてカット。
「わらわの姓名なるや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」も
何度も繰り返されるが、嫁さんここも、もひとつ解らずと。
サゲは、「おかずは、鯵の開きか」、「それで、言葉と同じ硬かったのか」
いや、卯三郎さんの話の多少、硬かったでっせ。
二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
おもしろい、私もI氏も、T氏もみんなナオユキさん目当て。
今週、レッドカーペットに出られたが、たった1分。
ナオユキさんは、やはり生。
それも長時間になればなるほど、更におもしろい。
その笑いを知って頂きたいのであえて、2~3ご紹介させて貰う。
特に学校シリーズは最高、その中から
先生「誰か、この問題、解る者おるか」・・・
「問題は解ってるんや。・・・答えが・・解らへんのや」
「マスコミは、アカンなぁ。」・・
・・今、精神を病んでるが多いと、盛んに報道している。
「全国に、鬱病の人は、百万人いてます。」
「それを聞いた、鬱病の人、自分以外にも百万もの人がいてるんやと
安心して、そのまま家の中にずっと居てる。」
「うそでも良いから、
今、日本には、欝病の方は、一人ですと報道すれば
「あぁ、俺だけかと心配になって、家の外に出てくる。」
すると、前のおばさんが、思わず「ああー、ほんまや」、
ナオユキさん、苦笑いしながら、「大きな独り言、ですな」
でも、あのおばさんの独り言、客席全員の素直な声です。
思わず声に出ただけで、ナオユキさんの芸・・・
「あぁ、そんなこと、あるある」、「そうとも、とれるな」と納得。
でも、嫁さんに言わせると、「お洒落なへそ曲がり」、と一言。
ただ、あのボソボソの喋りが、オブラートとして緩和。
見事に、なんとも言えぬ、笑いに、変換している。
最後に、通い慣れた、バーで・・・
バーテン、ウイスキーを注いだグラスを持って、
「何で、割りましょうか」
「頭で」と答えると、・・バーテン、カウンターを見回して
「どなたの、頭で」・・・・・・・・粋ですな・・・。
「斜め45°」の芸。・・・ナオユキさんにますますはまりますな。
三、笑福亭伯枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
「貧乏花見」、貧乏な長屋として
百軒長屋、三月裏、六月裏、の説明も無く
釜一つ裏での朝飯は明日の昼も無く、寂しくはじまる。
今日の天気と同じように、朝は雨、昼から晴れて、
長屋の連中が花見に、出かける。
桜の宮に着いてから、鳴り物がないのが、
花見の宴の雰囲気が盛り上がらず、寂しい。
でも、早めの花見。
こんな不景気なご時世、「気で気を養え」と
長屋の連中の逞しさ学ばんとあきまへんな。
まあ、春はそこまで、来てますな。
第49回・和泉ワンコイン寄席
2009年3月14日(土)午後3:00開演
和泉シティプラザ 3階
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」
二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
三、笑福亭伯枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
09-19-79
ついに、家から車で、10分の和泉中央のシティプラザでの
和泉ワンコイン寄席に、なんと、ナオユキさん登場。
嫁さんと一緒に、かぶりつきで、あのボソボソの呟き聞くぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼から、お天気も回復、風は冷たいが、春らしい日差しが。
Ⅰ氏にチケットを渡して、部屋に入ると、すぐ後ろにT氏夫妻が。
なんと、東大阪からナオユキさん目当てに、和泉市まで遠出。
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」
頭、散髪したてか、丸坊主にちかく、東京の噺家さんみたい。
獣医出身でと、自己紹介しながら「延陽伯」ヘ。
卯三郎さん、時間の関係か、あちらこちらを、へし折って
でも、肝心の仕込の部分が飛んでは、話のおもしろさが、半減。
「すたん、ぶびょうのぎなり」、に続く「かんや、だんぶつのぎなり」
が、両者が入れ替わってしまい、きったが。
後に続く、「たかつの社・・・高津さんのお宮。白酒店の茶店。・・・
遥か西方の・・六つの甲のいただきという・・六甲山の方から
激しい風が吹いて、小砂・・・小さな砂が、眼入・・・眼に入ったと言う
ことやの説明が、ごそっと抜けていた。
「わらわの姓名なるや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」も
何度も繰り返されるが、もひとつ解らずと。
娘さん、言葉が丁寧過ぎると言うが、卯三郎さんは口調は優しいが
説明の丁寧さが欠けた分、笑いで損をする。
風呂屋に、糠袋もって行くシーンも抜け、
嫁さんの茶碗と自分の茶碗で、
「チンチロリンのガサガサ、ボーリボリのバリバリ」
子供の手を引いて、「ヨヨイヨイ、チャチャ、チャ」
と、延陽伯のおもしろいところ、すべてカット。
「わらわの姓名なるや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」も
何度も繰り返されるが、嫁さんここも、もひとつ解らずと。
サゲは、「おかずは、鯵の開きか」、「それで、言葉と同じ硬かったのか」
いや、卯三郎さんの話の多少、硬かったでっせ。
二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
おもしろい、私もI氏も、T氏もみんなナオユキさん目当て。
今週、レッドカーペットに出られたが、たった1分。
ナオユキさんは、やはり生。
それも長時間になればなるほど、更におもしろい。
その笑いを知って頂きたいのであえて、2~3ご紹介させて貰う。
特に学校シリーズは最高、その中から
先生「誰か、この問題、解る者おるか」・・・
「問題は解ってるんや。・・・答えが・・解らへんのや」
「マスコミは、アカンなぁ。」・・
・・今、精神を病んでるが多いと、盛んに報道している。
「全国に、鬱病の人は、百万人いてます。」
「それを聞いた、鬱病の人、自分以外にも百万もの人がいてるんやと
安心して、そのまま家の中にずっと居てる。」
「うそでも良いから、
今、日本には、欝病の方は、一人ですと報道すれば
「あぁ、俺だけかと心配になって、家の外に出てくる。」
すると、前のおばさんが、思わず「ああー、ほんまや」、
ナオユキさん、苦笑いしながら、「大きな独り言、ですな」
でも、あのおばさんの独り言、客席全員の素直な声です。
思わず声に出ただけで、ナオユキさんの芸・・・
「あぁ、そんなこと、あるある」、「そうとも、とれるな」と納得。
でも、嫁さんに言わせると、「お洒落なへそ曲がり」、と一言。
ただ、あのボソボソの喋りが、オブラートとして緩和。
見事に、なんとも言えぬ、笑いに、変換している。
最後に、通い慣れた、バーで・・・
バーテン、ウイスキーを注いだグラスを持って、
「何で、割りましょうか」
「頭で」と答えると、・・バーテン、カウンターを見回して
「どなたの、頭で」・・・・・・・・粋ですな・・・。
「斜め45°」の芸。・・・ナオユキさんにますますはまりますな。
三、笑福亭伯枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
「貧乏花見」、貧乏な長屋として
百軒長屋、三月裏、六月裏、の説明も無く
釜一つ裏での朝飯は明日の昼も無く、寂しくはじまる。
今日の天気と同じように、朝は雨、昼から晴れて、
長屋の連中が花見に、出かける。
桜の宮に着いてから、鳴り物がないのが、
花見の宴の雰囲気が盛り上がらず、寂しい。
でも、早めの花見。
こんな不景気なご時世、「気で気を養え」と
長屋の連中の逞しさ学ばんとあきまへんな。
まあ、春はそこまで、来てますな。
第49回・和泉ワンコイン寄席
2009年3月14日(土)午後3:00開演
和泉シティプラザ 3階
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」
二、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
三、笑福亭伯枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
09-19-79