落語的笑いのすすめ
桂文珍著
新潮文庫・514円
☆☆
この前の、東京出張の際、この本が10冊ほど積まれていたので
新刊と思いきや、帰ってから探して買うと、なんと二年前の発行。
内容は、更に六年前に発行の「新落語的学問のすすめ」の文庫版。
以前読んでいたが、改めて読むと、記憶に残っているのは4割か。、
文珍さんが、慶應義塾大学での講義をまとめたもの。
笑いの分析と、関西特有の気質について述べている。
笑いにはどんなのが、ありますかと。
「苦笑い」、「冷笑」、「嘲笑」、「失笑」、「キレタ笑い」、「微笑み」
「泣き笑い」、「思い出し笑い」、「笑い上戸」、「含み笑い」
「哄笑」、「爆笑」、「哂う」、「嗤う」、などと大学の講義らしく
進める。・・・・・・・・まあいろんな笑いがあることは、解る。
普段から、いたって、理屈っぽく笑いを押しつける文珍さんらしく
大学での講義は、それも異文化の東京ではもってこい。
例えば、回文の傑作をご披露すると、
「わたしかつらぶんちんちんちんぶらつかしたわ」
講義だけに喋りそのもの。
随所に、笑いのエッセンスが文珍さんのサービス精神で満載。
まあ、長編のマクラを聴くつもりで、電車の中で読むには最高ですな
桂文珍著
新潮文庫・514円
☆☆
この前の、東京出張の際、この本が10冊ほど積まれていたので
新刊と思いきや、帰ってから探して買うと、なんと二年前の発行。
内容は、更に六年前に発行の「新落語的学問のすすめ」の文庫版。
以前読んでいたが、改めて読むと、記憶に残っているのは4割か。、
文珍さんが、慶應義塾大学での講義をまとめたもの。
笑いの分析と、関西特有の気質について述べている。
笑いにはどんなのが、ありますかと。
「苦笑い」、「冷笑」、「嘲笑」、「失笑」、「キレタ笑い」、「微笑み」
「泣き笑い」、「思い出し笑い」、「笑い上戸」、「含み笑い」
「哄笑」、「爆笑」、「哂う」、「嗤う」、などと大学の講義らしく
進める。・・・・・・・・まあいろんな笑いがあることは、解る。
普段から、いたって、理屈っぽく笑いを押しつける文珍さんらしく
大学での講義は、それも異文化の東京ではもってこい。
例えば、回文の傑作をご披露すると、
「わたしかつらぶんちんちんちんぶらつかしたわ」
講義だけに喋りそのもの。
随所に、笑いのエッセンスが文珍さんのサービス精神で満載。
まあ、長編のマクラを聴くつもりで、電車の中で読むには最高ですな