ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015

2015-01-04 22:55:25 | 落語

あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015


お洒落に提灯で出番表を。




こじんまりとしたスペース


2015年の落語始めは、あべのハスカル寄席でスタートです。


詳細は後日に。






一、桂かい枝・・・・・・・・「豊竹屋」

お正月4日の落語会。
今年の初笑いは、ハルカスのかい枝さんでスタート。

今日のお客様が、コアな落語ファンなのか、天王寺のターミナル百貨店へ
来られて、初めて落語に接する方なのか・・・マクラであれこれと、サグリを入れる。

そして決まったのは、やはり、十八番の「豊竹屋」。

色んなことに興味いっぱいのわたくし目。
今年は何をかじるのか、かじってモノになるものは見つかるのか・・・。

まずは、明るさいっぱいの、かい枝さんで2015年の落語は幕開けです。


二、笑福亭喬若・・・・・・「手水廻し」

喬若さん、定番の松坂大輔さんのマクラで始まり。
でも、ダルビッシュや田中のマー君が主役の大リーグ界では、
ちょっと、インパクトも薄れてきたようで・・・・。

喬若さん、さすがに上手く安定感もあるが、大師匠の松喬の「手水廻し」を
感じさせる噺っぷりだが、ベテランでも、若手でもない、中途半端な円熟味。

料理人は、皿を割っただけ、上手くなるというはなしがありますが、
大失敗する、喬若さんを見てみたいような、贅沢な思いがちらりでおます。


三、笑福亭鉄瓶・・・・・・「火焔太鼓」

久しぶりの鉄瓶さん。

今回、一部の中では一番若手ですが、敢てトリを・・・ちょっと大ネタを。

鉄瓶さんの「火焔太鼓」を聞いてから、はや四年。
東京の噺も、今や鉄瓶さんの噺に。

昔は、骨董品の中でも掘り出し物というのがあったんでしょうが、
骨董品や芸事などは、多くのモノをみて、良し悪しが判る。
目利きというのが必要なんでしょうな・・・・。




一、桂文鹿・・・・・・・・・・「銃撃戦」

第2部のトップに、文鹿さん。
またもや、どんなお客さんとサグリを入れて選んだのが、
人質を盾に立てこもった犯人と警察とのヤリトリのハナシ。

でも、題になっている「銃撃戦」という拳銃の撃ちあいあったかしら・・・

まあ、何とも不思議なところに目線を置く、文鹿さんの創作落語でおました。


二、笑福亭由瓶・・・・・・「真田小僧」

由瓶さんの噺の中で、私が一番好きな「真田小僧」。

子供の生意気さよりも、常にかわいさが勝っていて好演。

騙された親父も、息子の知恵に感心、将来に大いに期待している
そんな、由瓶さんの「真田小僧」でおました。


三、桂福丸・・・・・・・・・・「抜け雀」

今日の大トリの福丸さんの「抜け雀」。
品があって、爽やかで、好演。

上品で貴賓な噺は、福丸さんにはもってこい。
今や、真面目さ、ちょっとした硬さ、全てが福丸さんのカラーに。

これほど、大ネタが似合う若手も珍しい、
福丸さんの、新ネタに大いに期待でおます。


あべのハルカス寄席~新春特別公演・2015
2015年1月4日(日)
近鉄本店ウィング館9F・スペース9


第一部
一、桂かい枝・・・・・・・・「豊竹屋」
二、笑福亭喬若・・・・・・「手水廻し」
三、笑福亭鉄瓶・・・・・・「火焔太鼓」


第二部
一、桂文鹿・・・・・・・・・・「銃撃戦」
二、笑福亭由瓶・・・・・・「真田小僧」
三、桂福丸・・・・・・・・・・「抜け雀」














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