わたしの日常茶飯事―ふだんが素敵な暮らし (にこにこブックス) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆☆
日常茶飯事って、日頃お茶を飲んだりご飯を食べたりするようなありふれた行為や
出来事の意味ですが、有元さんはだからこそ、ふだんから大事にしなければと。
食べ物に、器に、旅行に、洗剤に、タオル、お友達との距離の置き方まで、
こだわりというよりは、自然体でご自分の好きなモノだけを身の周りで使う。
調味料こそ本物を使えとの項で、料理における調味料の位置づけを考える時、
着物における帯の関係と同じだと思うと・・・。
どんないい着物であっても、帯が悪ければ全体の格が下がってしまいますが、
着物が少々格下でも、帯がよければ胸が張れる装いになると、
そう言えば、粉浜の着物屋の若旦那もおなじことを言っていましたな。
昔の人はこのことを「菰を着ても錦を巻け」といってるらしいです。
そうか、男の着物場合、長襦袢や羽裏とか見えないところに凝るんですが
唯一見えるのが、半衿とこの帯ですか・・・・・
男帯・・・・ますます、値段で買えなくなってきましたな。
日常茶飯事のように、気軽に着物を着れるには、
あとしばらく時間がかかりそうですな。
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