角座の前のキリン・・・本日、初めて目に入りました。
二人会、看板もシンプルでよろしいですな。
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「江戸荒物」
呂好さんの落語、大好き。
きっちりとしていて、わざとらしさもなく、
噺のもっている笑いをストレートに伝えてくれる。
今月の29日には、船場寄席で、「米揚げ笊」と「天狗裁き」とあと一席。
「天狗裁き」、興味あるとこですな。
二、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「兵庫船」
この様な、旅ネタ。
前座噺の様な「兵庫船」を大ベテランさんが演じると、凄いですな、
噺のおもしろさが、濃縮されてでてくる。
喜六は、まるっきりのアホではなく、ちょっとおちょこちょいなだけで
早とちりはするが、案外頭の回転が早いところもみせる。
噺すべてに粋さを感じさせる、春若さんの落語に、じわじわっと、はまりかけてます。
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「口入屋」
最高のライブ感、このドキドキ感、よろしいな。
時間が迫っていたのか、番頭のドガチャガのところが
いつも以上にエキサイトで、最高におもしろい。
私の好きなシューマンの交響曲のNO2で、ジョージ・セルのライブ盤を持っているが、
そのアクセル全開、乱れる一歩手前のアンサンブルのエキサイト感は必聴。
そんな、語り草になるような、鶴二さんの「口入屋」、
2015年1月18日角座で聴かしてもらいましたで・・・。
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「天狗裁き」
「どんな夢みてたん」、ちょっとだけ聞かして、誰にも言わんから聞かして、
立場上口が堅いから聞かして・・・・・常日頃から秘密というのは難しいもんですな。
ここだけのハナシ、お前だけのハナシ、まあ言った瞬間から
他へ拡がるもんと、覚悟せねばならぬのが、世間の噂。
良いも悪いも、ホント早いもんですな。
五、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「禍は下」
初めて聴く噺、東京でいう「権助魚」。
下、ここでは袴のこと、タタミ方でばれるとは、
実は私、去年初めて着物デビューしたのですが、今月24日が袴デビュー、
何のヘマかわかりませんが、定吉のようにヘマをしないように・・・。
妾宅で流れる時間、憧れますな。
そんな、良き時代を感じさせてくれる春若さんの「禍は下」でおました。
春若・鶴二・二人会
2015年1月18日(日)午後5:00開演
道頓堀角座
一、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「江戸荒物」
二、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「兵庫船」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「口入屋」
仲入り
四、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「天狗裁き」
五、桂春若・・・・・・・・・・・・・・「禍は下」
三味線・・・・・・豊田公美子
笛・・・・・・・・・・笑福亭松五
鶴二さんの後援会の横断幕。
春若さんの、落語論議、改めて落語の奥の深さを知り、感激致しました。
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