ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

にし家・本店・心斎橋~2022.08.25

2022-08-25 16:16:16 | うどん・蕎麦・そうめん
にし家・本店・心斎橋~2022.08.25

“きつねうどん”

昼抜きで鰻谷寄席に臨んだので、終了後即飛び込みで「にし家・本店」さんへ。夕方で、お客さんも少なく冷房も効いていて、温かいうどんを食べるには最適。この前食べた姉妹店の「浪花そば」さんのお揚げさんが美味しかったので、今日は迷わず“きつねうどん”を。

やはり、期待通りの美味しさ、お揚げ、お出汁、おうどんは今風ではないがコシもあってそれなりに美味しい、昨今いろんなおうどん屋さんがそれなりのお代とるのに、このきつねうどんが、770円とは、まことにリーゾナブルでおます。

鰻谷寄席の帰りは、「浪花そば」さんか「にし家」さんで決まりですな。




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鰻谷寄席・八月席~2022.08.25

2022-08-25 10:10:10 | 笑福亭鶴二



鰻谷寄席・八月席~2022.08.25

本日は鰻谷寄席。お目当ての落語家さんが勢揃い。

一、笑福亭喬明・・・「牛ほめ」

可愛い喬明さん。声も、姿も、落語も、かわいい。
ユーチューブでは師匠の喬介さんとの掛け合い、楽しみに見ておりましたが、生落語ははじめて。マクラの「チキンラーメン」の歌は、思いのままでしたが、落語になると失礼ながらいたって真面目に、師匠そのままの「牛ほめ」。
出だしも「落語、始めます」の師匠のキャッチフレーズ、そのままにスタート、時々の師匠そっくりの叫び声に、クスリと笑ってしまう。

楽しみな、落語家さん、一人見っけでおます。

二、笑福亭呂翔・・・・・「江戸荒物」

可愛さでは負けていない呂翔さん。やはりここは年季の違いがありありと。江戸荒物というと、呂竹、呂好さんと呂鶴一門の今や十八番でおますな。

三、桂梅團治・・・・「シャッターチャンス」

SL写真好きの梅団治さん。趣味全開のSL落語。趣味を高座で話せるとは、落語家さんって恵まれた職場、愉しい仕事ですな。

四、笑福亭喬介・・・「皿屋敷」

喬介さんワールド全開の「皿屋敷」。登場人物が全員、わちゃわちゃと愉しそう。お弟子さんができて、何か変化があると思いきや、なにも変わらず喬介落語に更に磨きがかかるとは、頼もしい限りでおます。


五、アルミカン・・・「漫才」

雷が落ちた箒頭の赤坂さんと、結婚したところの高橋さんの女性コンビ。既婚と未婚の言い争いなど、これからネタの幅も広がって面白いかも、この頃ネタがどんどんコントなどで実生活から離れていく傾向ですが、逆に昔の漫才に戻って、舞台か実生活か境目がわからなくなるような漫才も目指してほしいいですな。

六、森乃石松・・・・「猫の茶碗・踊り河太郎」

味ができた石松さん。好きでおますどことなく、飄々としてのんびりとしたのどかな落語が聴けるので、案外はまってしまう。そして、最後にひと踊り。
踊りは「河童の、河太郎」お上手なのか下手なのかわかりませんが、こんな、おまけ、サービス精神あふれる高座にチャレンジする石松さん、やはり好きでおます。

七、笑福亭松喬・・・「禁酒関所」

安定した面白さ、松喬さんの落語。どこもいらわず本寸法の「禁酒関所」。
何もせずに、キッチリ演じるだけで面白いように、落語って先人が練りに練った作品、商品なんですな。今も、昔も、七ふくのおもしろさですな。

八、パピヨンズ・・・「漫才」

元、蝶美、蝶子さんの漫才コンビ。もう還暦とか、でも若々しいですな。あの「てーぃ」のツッコミは不変、十年後も二十年後も聞いていてたいですな「てーぃ」。

九、桂咲之輔・・・・「七段目」

久しぶりですが、あまりの変化に驚き、感動。出だしから、いいぞ、ええぞ、と心で叫びながら聞かしてもらいました。さすが今松竹が売り出している若手落語家ユニット「五楽笑人」の一人。実力の芸がどーんと伝わってきましたな。若手噺家グランプリに優勝した生寿さん、メディアに重宝されてる鉄瓶さん、実力派で創作も手掛け始めた呂好さん、弟子もいるしすでに我が道、いつも明るい高座の喬介さん。そして、咲之輔さん。この五人、おもしろおますな。

十、笑福亭恭瓶・・・「風呂敷」

色っぽい噺。焼餅妬きの亭主に勘違いされたら困ると兄貴分の家に飛び込んできた嫁さん。その兄貴分の機転で無事、押し入れに隠れてた男を出すことができたんですが・・・さて、この嫁はん、ほんまに何もなったんでしょうか。「紙入れ」でもそうですが、案外、女の方が度胸座ってるもんでおます・・・ああ、こわっ」。

十一、酒井くにお・とおる・・「漫才」

レジェンド。もう、まさに、骨とう品。解かりきったセリフですが、それがまた心地よい。「とおるちゃん」「いま、笑うとこですよ」「油断したら駄目ですよ」「バタバタしいな」・・・と、決め台詞、連発で、うれしくなってくる。見れるだけで、幸せになる、くにお・とおるさんの漫才、この一席だけでも、鰻谷寄席、価値ありまっせ。

十二、桂治門・・・・「目薬」

珍しい軽い噺。「目薬」、鶴二師匠につけてもらったのか。こんな、なんとも言えん軽い、バカバカしい噺もよろしおますな。出番によって色んな噺、用意しとかんならんとは、落語家さんも大変ですな。

十三、笑福亭鶴二・・「質屋芝居」

大トリの鶴二さん。噺は来月の独演会に掛ける予定の「質屋芝居」。もともとこの「質屋芝居」は松鶴師匠が米団治さんに、今回その米團治さんに稽古をつけてもらった鶴二さん。ぐるっと回って大師匠から帰ってきた噺ですな。
中身の大半は、芝居仕立て、いかに歌舞伎さながらに演じるか。途中下座から声が掛かりますが、今日は啐なくええ声で聞こえてきましたが、さてどなただったんでしょうな。
独演会は、来月の9月17日朝日生命ホールで17:30開演。ゲストはパペット落語の鶴笑さん、鶴二さんのあと二席は「酒の粕」と「南京屋政談」と楽しみでおますな。


鰻谷寄席・八月席
2022年8月25日(木)午後1:00開演
心斎橋・角座

一、笑福亭喬明・・・「牛ほめ」
二、笑福亭呂翔・・・・・「江戸荒物」
三、桂梅團治・・・・「シャッターチャンス」
四、笑福亭喬介・・・「皿屋敷」

五、アルミカン・・・「漫才」
六、森乃石松・・・・「猫の茶碗・踊り河太郎」
七、笑福亭松喬・・・「禁酒関所」

八、パピヨンズ・・・「漫才」
九、桂咲之輔・・・・「七段目」
十、笑福亭恭瓶・・・「風呂敷」
十一、酒井くにお・とおる・・「漫才」
十二、桂治門・・・・「目薬」
十三、笑福亭鶴二・・「質屋芝居」







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マスクは踊る~東海林さだお

2022-08-25 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆

久しぶりですな、東海林さだおさんの本。肩が凝らずに、また間にある「タンマ君」の漫画、職場が舞台だけにニヤリとしますな。

でも、東海林さん今年の十月には85歳とは、昭和、平成、令和、と三代またいでしまったと言いながら、東海林ワールド全開。作家と咄家さんは口がいや頭が達者だったらいつまでも現役、羨ましい職業でおますな。


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