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「考える」ことを考える。
「考える」ということは、普通に暮らすこと。「晩ごはんのことを考える」「何を着ようかと考える」「どの本を読もうかと考える」「今日はどこを散歩しようかと考える」、テレビやインターネットなどに託すんのではなく「自分で考える」、「自分で」が大切なんですな。
子どもについても、「遊べ」。子供の遊びは「学び」そのものだ。学校に行くのがあたりまえ。それが学ぶことと思っているが、子どもの「勉強」を、おとなが思う「勉強」にあてはめるのは、大人の勘違いだと。子どもだけの時間、子どもだけの世界が必要だと、そう思うと近所の兄弟で年齢の違う子供たちと一緒に遊んでいろんなことを教えてもらいましたな。
「力の差があるのはあたりまえ、勝ち負けにこだわるのではなく、勝っても得意にならず、負けてもくじけない、そんな優しくて強いプライドを持つこと」お兄ちゃんたちに教えてもらいましたな。
「かんがえる子ども」・・・この歳になったのでもう一度こどもにもどって暮らしなかで遊んで「考えて」みようかと。