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常識を飛び越えると、何かが見えてくる。京大の「常識」は世間の「非常識」〝変人がいるから人類は繁栄してきたと言い切る〟変人たちが集まる京大の教授達による講座。
京大の森毅という教授は「教員というのは、熟練してくると二つの道に分かれてくる。一つは官僚的になる。もう一つは芸人的になる。京大の先生は芸人になれ」と言っている。
お題目だけあげておきます・・興味ある方は是非この本、手に取ってお読みください。
1・【地球の教室】・毒ガスに満ちた「奇妙な惑星」へようこそ
~学校では教えてくれない!恐怖の「地球46億年史」・小木曽哲
2・【経営の教室】・なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか
~「お客さまは神さま」ではない・山内裕
3・【法哲学の教室】・人間は“おおざっぱ”がちょうどいい
~安心、安全が人類を滅ぼす・那須耕介
4・【社会デザインの教室】・なぜ、遠足のおやつは“300円以内”なのか
~人は「不便」じゃないと萌えない・川上浩司
5・【生物の教室】・ズルい生き物、ヘンな生き物
~“単細胞生物”から、進化の極みが見えてくる・神川龍馬
6・【予測の教室】・「ぼちぼち」という最強の生存戦略
~未来はわからないけど、なるようになっている
最後に、またまた森毅さんのお言葉を・・・。
「ぼちぼちでええんや。そのほうがうまくいく」
「誰にでも平等に、不平等はやってくる」
「人間はたいていどこかおかしい」
問題が起こったら、「まあ、こんなもんちゃう?」とにっこり笑え。
そうすれば、フッと肩の力が抜けて、そのうち運はめぐってきますと・・・。