ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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談四楼がやってきた

2013-08-05 03:21:02 | 本の少し
談四楼がやってきた! ~落語立川流の最終兵器~(CDジャーナルムック)
クリエーター情報なし
音楽出版社

☆☆

長い間、落語仲間からお借りしていた本。

談四楼さんの全てと鈴木宗男さんとの対談にはじまり、
雑誌風にあれこれ盛りだくさん語られている。

古典落語の本格派にして、小説家としても才能発揮の談四楼さん。



談四楼さんの人間的落語論、落語的人間論、をかいつまむと

「落語家にとって、芸人に戸って、酒はひとつのテーマなんだ」

「落語家になってはいけない人がいる。とにかく生真面目、一途、惚れ過ぎには注意すべきことだ」

「感心させるけれど感動しない。それはなぜかといえば、挫折の痛みを知らないからだ」

「仕事をし、酒を呑み、煙草を喫う。これを大人の男というんだよ」

「“黄金餅”にオチがないにはなぜかって?いいも悪いもない、人間ってものはこういうモンなんだ。これ以上何が必要なの?」

「落語はセコイもんじゃないよ、だけどそんな大したものでもないんだよ」

「落語を知ってると、人生より楽しめる」



立川流の中では一番波長の合う談四楼さん、落語ファンではない本好きの方、
まずは「シャレのち曇り」「ファイティング寿限無」あたりから読んで欲しいですな。


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