談四楼がやってきた! ~落語立川流の最終兵器~(CDジャーナルムック) | |
クリエーター情報なし | |
音楽出版社 |
☆☆
長い間、落語仲間からお借りしていた本。
談四楼さんの全てと鈴木宗男さんとの対談にはじまり、
雑誌風にあれこれ盛りだくさん語られている。
古典落語の本格派にして、小説家としても才能発揮の談四楼さん。
談四楼さんの人間的落語論、落語的人間論、をかいつまむと
「落語家にとって、芸人に戸って、酒はひとつのテーマなんだ」
「落語家になってはいけない人がいる。とにかく生真面目、一途、惚れ過ぎには注意すべきことだ」
「感心させるけれど感動しない。それはなぜかといえば、挫折の痛みを知らないからだ」
「仕事をし、酒を呑み、煙草を喫う。これを大人の男というんだよ」
「“黄金餅”にオチがないにはなぜかって?いいも悪いもない、人間ってものはこういうモンなんだ。これ以上何が必要なの?」
「落語はセコイもんじゃないよ、だけどそんな大したものでもないんだよ」
「落語を知ってると、人生より楽しめる」
立川流の中では一番波長の合う談四楼さん、落語ファンではない本好きの方、
まずは「シャレのち曇り」「ファイティング寿限無」あたりから読んで欲しいですな。
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