ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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天満天神繁昌亭・昼席~2024.06.20

2024-06-20 20:20:20 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭・昼席~2024.06.20

今日は、ご近所のお友達をお誘いして繁昌亭へ。

一、桂源太・・・・「普請ほめ」
今日は、佐ん吉さんの繁昌亭大賞奨励賞受賞の記念ウィーク。良い落語家さんが目白押し。今売り出し中の男前落語家のひとりの源太さん。溌剌の「普請ほめ」。

二、桂団治郎・・・「看板の一」
源太さんと一緒にNHKの朝の落語番組のらくご男子である団治郎さん。味のあるおやっさんを演じた「看板の一」。きっちりとコンパクトにまとめて好演。

三、笑福亭たま・・「ちしゃ医者」
今日の繁昌亭は超お得と。噺はたまさん風の漫画チックで楽しさいっぱいの「ちしゃ医者」。ヤブと定評の赤壁周庵先生、皆に愛されるキャラですな。

四、ラッキー舞・・「大神楽」
今日は、茶碗組みと傘回し、得意の包丁での神楽は無し。でも、初めてみた友人は大感激でした。

五、桂吉の丞・・・「上燗屋」
すごいですな、吉の丞さん。初めてパンジョ寄席で出会ってからもう17年。やはりすごいですな。初めて生落語を見たお友だち。本日の一番のお気に入りは吉の丞さんと、実力の高座でしたな。

六、桂文之助・・・「片棒」
三男坊までいかず、幸太郎と作次郎の上の二人で終わるが十分面白い。でもこの頃派手な社葬も少なくなりましたな・・・。

中入り
七、口上、佐ん吉・文之助・吉坊・鉄瓶・吉の丞
五年前の奨励賞を今頃と言いながら、同期の鉄瓶さんが、真面目ながらどこか抜けている佐ん吉さんを暴露しながら紹介。文之助さんは、佐ん吉さんの師匠の吉朝さんとのエピソードでほろり。兄弟子の吉坊さんと・・お祝いの口上が続く。お祝いの席というのはよいもんですな。

八、桂吉坊・・・・「初音の鼓」
本日個人的に一番大好きな吉坊さん。私にとっては珍しい「初音の鼓」春雨さんで聴いただけで二回目。こんな噺上品で、小粋でよろしいな

九、笑福亭鉄瓶・・「お花半七なれそめ」
この頃よく聞く鉄瓶さんの「お花半七なれそめ」よろしいな。全編の宮戸川では後半後味が悪いので、やはりこの「なれそめ」で終わる方がよろしいようですな。

十、桂佐ん吉・・・「蛸芝居」
トリは吉朝一門の十八番ともいうべき「蛸芝居」を。芝居心と、踊りのシナができないと締まりのない噺に。そこはやはり本格派、佐ん吉さん、渾身の一席でおましたな。

天満天神繁昌亭・昼席~佐ん吉記念ウィーク~
《第14回繁昌亭大賞奨励賞》
2024年6月20日(木)午後1:30開演
天満天神繁昌亭

一、桂源太・・・・「普請ほめ」
二、桂団治郎・・・「看板の一」
三、笑福亭たま・・「ちしゃ医者」
四、ラッキー舞・・「大神楽」
五、桂吉の丞・・・「上燗屋」
六、桂文之助・・・「片棒」
中入り
七、口上、佐ん吉・文之助・吉坊・鉄瓶・吉の丞
八、桂吉坊・・・・「初音の鼓」
九、笑福亭鉄瓶・・「お花半七なれそめ」
十、桂佐ん吉・・・「蛸芝居」







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