ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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朝から特濃6・落語会~2022.09.11

2022-09-11 09:09:09 | 天満天神繁昌亭
朝から特濃6・落語会~2022.09.11

今朝は、朝から濃い落語会。ハルカス寄席で活躍の今上方で最高に油が乗り切った六人が集結、それも朝の早よかでおます。眠気まなこがぶっ飛ぶのか、朝からさらにエヅクのかそれはわかりませんが・・・、朝からの刺激は、楽しみでおます。

一、桂かい枝・・・「丑三つタクシー」
開演になると、館内の電気が薄暗くなって幕が上がると、座布団の上にだけのスポットに照らされたかい枝さんが無表情まま登場。
マクラもなしに、怪談ばなし得意の「丑三つタクシー」へ。いろんな演出されて、なにが始まるのかワクワクしますな。
英語落語を含めて、チャレンジ精神旺盛な、かい枝さんでおますな。

二、露の紫・・・・「あいかぎの変」(くまざわあかね作)
次は女ばかりの露の一門の紹介から、お母さんに渡した合鍵で揉める「あいかぎの変」。二年前に聞いたことがあるが、嫁さんの勢いパワーアップ、噺はこなれてどんどんバージョンアップされていくんですな。
こんな他流試合のような落語会、演目に何を持ってくるというだけで興味深々ですな。

三、笑福亭喬介・・「皿屋敷」
わたしも新作と思いながらも、ようしませんので、普通の落語を。幽霊つながりで、噺がついているような気もするんですが「皿屋敷」を。
人気者になってからのお菊さんは、喬介さんの独断場。明るい、明るい、喬介さんの落語、やっぱり楽しおますな。

四、ナオユキ・・・「スタンダップ・コメディ」
今日は、いつものショートバージョンの連発ではなく、少し長めのの話をゆったりとつないでの20分の高座。でもお客の反応を見ながら試しながら、話を組み立てていかれるのは凄い。一度BARでお酒を飲みながらの40分の長講を聴いたことがありますが、どんなに伸びても自由自在、そして笑いの質が薄まらないのは、さすがナオユキさんでおます。
でも、何度も聞いていますが、まず同じネタに合うことが無いのはすごおますな。

五、桂雀太・・・・「商売根問い」
コロナ禍で一か月、家で療養された雀太さん、その時の様子をマクラに。病気になっての教訓は、何事も健康が一番、元気がないと笑いも湧いてきませんと。落語は雀の取り方、鶯の取り方、そして鷺かとおもいきや、がたろで、「商売根問い」へ。でも、病み上がりなのかいつもの雀太さんの狂気の部分は少し控えめでしたな。健康が一番、完全回復、楽しみにお待ちしております。

六、桂文鹿・・・・「こぶ弁慶」
さて、最後は文鹿さん。何をされるのか思っていると「こぶ弁慶」。調べると10年前にも文鹿さんの「こぶ弁慶」、聴いてるんですな。「鍬潟」とか「淀川」とか「お文さん」など、文鹿さんのちょいとひねった噺、好きでおます。
文鹿さんの創作も良いのですが、文鹿さん、古典では癖のある噺どんどんお聞かせください、楽しみにしておりまっせ。


この特濃6、是非第二弾、第三弾とつなげてほしいですな。
こぶ弁慶」。調べると


朝から特濃6・落語会
2022年9月11日(日)午前10:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂かい枝・・・「丑三つタクシー」
二、露の紫・・・・「あいかぎの変」(くまざわあかね作)
三、笑福亭喬介・・「皿屋敷」
中入り
四、ナオユキ・・・「スタンダップ・コメディ」
五、桂雀太・・・・「商売根問い」
六、桂文鹿・・・・「こぶ弁慶」
     三味線・佐々木千華 お茶子・笑福亭喬明

①、朝から満席の、繁昌亭。

②、繁昌亭、もう今年で16年でっせ。

③、新しい提灯にはお名前はなし。

④、ほんま、特濃の6名さんです。

⑤、特濃6・・今乗ってる6名さんでおます。



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