ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

「本の寺子屋」が地方を創る・塩尻市立図書館の挑戦~「信州しおじり 本の寺子屋」研究会

2022-12-28 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

図書館に関する本が二冊借りたままなので、年越ししたくないので師走にあわてて読み終える。塩尻図書館の「本の寺子屋」のテーマと運営の仕方が語られている。

一番のキモは、当初から行われている「本の寺子屋」の講演会。どんな形にせよ、図書館に足を運んでもらう、本に興味を持ってもらう、そして本に触れる習慣を生活に入れてもらう。

一番響いたことは、「貸出冊数を気にするのはやめる」と、その本が図書館にあって助かったという利用者を増やす。なぜ、公共の施設としての図書館があるのか・・・新しい図書館と言いながら、趣旨を明確にしておかなけれが、「本」というものから離れ、単なる「人寄り場所」の提供に終わってしまう。

人が集まり、語らい。そこから知の拠点として何を生み出すのか、そこを明確しなければ、イベントそのものもあらぬ方向へ行ってしまう危険性がある。





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