神田松之亟講談会in南座
~京都ミライマツリ2019
~京都ミライマツリ2019
京都四條 新南座
京都ミライマツリ2019
新南座開場記念
オープニングはこの花道から松之丞さん登場。
松之丞さん、一人で、三十分、一時間、一時間、の長丁場。
一、神田松之丞・・・・・・・・「源平盛衰記より扇の的」
まずは、六代神田伯山襲名のご挨拶、来年2月に決定。
襲名までの紆余曲折の流れを・・・・
今の松之丞をいただいた時も、多少戸惑いがあったとか・・・。
伯山六代と、講談では六代目と、目を付けなくて、
亡くなって初めて目をつけると・・・・。
最初の演目は「扇の的」。
やはり、便利なネタというだけあって、講談聴く機会の少ない私でも
三回目の出会い・・・与一が跨いで乗り入れる馬の足並みと、
嘶く声だけで拍手がくる。
筋が解らず、ドキドキしながら聞き進めるのも楽しいが、
解かっていて安心して、話しっぷりに聞き惚れるのも良し。
矢より早い語り口に惚れる、松之丞さんの「扇の的」の一席でおました。
まずは、六代神田伯山襲名のご挨拶、来年2月に決定。
襲名までの紆余曲折の流れを・・・・
今の松之丞をいただいた時も、多少戸惑いがあったとか・・・。
伯山六代と、講談では六代目と、目を付けなくて、
亡くなって初めて目をつけると・・・・。
最初の演目は「扇の的」。
やはり、便利なネタというだけあって、講談聴く機会の少ない私でも
三回目の出会い・・・与一が跨いで乗り入れる馬の足並みと、
嘶く声だけで拍手がくる。
筋が解らず、ドキドキしながら聞き進めるのも楽しいが、
解かっていて安心して、話しっぷりに聞き惚れるのも良し。
矢より早い語り口に惚れる、松之丞さんの「扇の的」の一席でおました。
二、神田松之丞・・・・・・・・「怪談乳房榎」
名人・三遊亭圓朝作の長編怪談噺、圓朝さん若くしてトリをとるようになって
やっかみもあって得意ネタを前でドンドンされて、それではと自分でつくろうと、
「芝浜」「死神」「鰍沢」、そして「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」今日の「怪談乳房榎」の怪談噺の名作が生まれた。
名人・三遊亭圓朝作の長編怪談噺、圓朝さん若くしてトリをとるようになって
やっかみもあって得意ネタを前でドンドンされて、それではと自分でつくろうと、
「芝浜」「死神」「鰍沢」、そして「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」今日の「怪談乳房榎」の怪談噺の名作が生まれた。
今回は、木ノ下歌舞伎の主宰者、木ノ下裕一氏が補綴された台本によるとか、
でも通常の講談での演出がどのようなものか解らないだけに、どう変わったのか
でも通常の講談での演出がどのようなものか解らないだけに、どう変わったのか
評価しようがありませんな・・・辛い。
結構私怖がりで、敢て怪談噺避けてきたのですが、講談では大事なジャンルの一つ、この「乳房榎」が始まると、会場の照明が落ちて暗めに、高座だけがくっきりと浮かびあがる。
でも殺されたのは、絵師の菱川重信、男だけに幽霊、亡霊になってもさほど怖さはなし、やはり幽霊は女性、それも美女、松喬(三喬)さんではないですが、幽霊は美女で痩せていなければ、肥えてぶさいくなのははそれは単なる化物だと。
師匠の松鯉さんが得意の怪談噺が五つ、これから追々聴いてみたいですな。
三、神田松之丞・・・・・・・・・・「中村仲蔵」
落語では、よく聴く噺で、師匠や恋女房が登場するが、松之丞さんは、仲蔵が一人で考え一人で悶々と悩む。
いづれにしても。門閥に固められた封建的な歌舞伎の世界。名門以外には出世の道がとだされている世界。そこで、中村仲蔵が。「忠臣蔵」の五段目の定九郎役で、大当たり、1766年(明和3年)9月の市村座とあるので、実際あった話を元にしているらしい。
でも、芸事というのは、どの時代にも進化、革新が必要なんですな。
まあ。これって、芸事に限ったことではありませんが・・・・。
次回、狭山で、松之丞さんの独演会があるようで、
これもまた、馳せ参んじなければでおます。
ああ、なんと幕が下りてから拍手が鳴りやまず、
カーテンコールが、演芸では初めてです・・・・凄い。
カーテンコールが、演芸では初めてです・・・・凄い。
神田松之丞 講談会 in 京都四條 南座
2019年5月3日(金・祝)午前11:00開演
2019年5月3日(金・祝)午前11:00開演
京都四條 南座
一、神田松之丞・・・・・・・・「源平盛衰記より扇の的」
二、神田松之丞・・・・・・・・「怪談乳房榎」
二、神田松之丞・・・・・・・・「怪談乳房榎」
三、神田松之丞・・・・・・・・「中村仲蔵」
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