文楽協会主催の「文楽、始めよう」体験教室の様なもの。
開演ギリギリで会場に入ったので、
太夫の真前の席で聴く。
三業(太夫、三味線、人形)による役割解説
説明者
太夫・・・豊竹始太夫
座っている状態は一見正座しているようですが、
実は両足の指は立ており、腹式呼吸がし易い体勢。
床本はすべて、ご自分で写してつくり、一字一字書きながら覚える。
でもマイク無しの、始太夫の声量、凄いですな。
三味線・・・野澤喜一郎
飄々とした、喜一郎、東京の噺家口調で、味があるおもしろさ。
太棹の説明から、いかに情を三味線に入れるのか、
同じフレーズを使って、弾き比べを実演。
人形・・・桐竹紋臣
「主遣い」「左遣い」「足遣い」の三人で一体の人形を操る。
これも、いかに情を、心を、人形にふきこむのか。
三人の息のあった、共同作業を・・・・・。
「傾城阿波の鳴門・順礼歌の段」
落語「七段目」で、店番している若旦那が、
出身地は「大和の郡山」という店へ来た巡礼の子供に、
そんなことはなかろぉ、阿波の鳴門に違いない」と言って
泣かしてしまう・・・・あの「傾城阿波の鳴門・順礼歌の段」。
本家、本元。を今日聞ける。
おつると、その母のお弓。
折角の逢わせなのに、真実を打ち明ける事もなく別れ。
ああ、親子の情愛、お涙頂戴の、物語でおます。
夏休み文楽特別公演(7月22日~8月8日)がありますが、
秋の公演まで、おあずけですな。
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