夕涼み講談・怪談・旭堂南舟~2023.08.10
今日は怖い、こわい、講談を・・。
と、思いながら会場に行くと、夏休みなのか三分の一は小学生ぐらいの小さなお子さんが。私がその時分には幽霊怖くて、到底怪談噺を聞きに行こうなんてようしなかったですが。
本日の講談師は旭堂南舟さん。怪談噺にはもってこいの、影の薄いようなお姿。まずは、現在岸和田で活動しておられてラヂオ岸和田でラジオ番組をかれこれ12年続けられてるとか。そして落語と講談の違いなど。お子さんたちにわかりやすく解説。
一、旭堂南舟・・・「猫餅の由来」
まずは、お子さんたちにわかり易い戦記物ではなく、左甚五郎のお噺。「ねずみ」の優しい版みたいな猫の恩返しと強欲なお向かいのお店、猫を殺されて困っていると、現れた甚五郎がその猫を彫って作ったからくり猫でまたその店が大繁盛するという、めでたしめでたしのおはなし。
二、旭堂南舟・・・「ワークショップ・講談に親しもう」
次は、高座に上がって講談に親しみませんか、講談を語りませんかと、南舟さんの急なお誘いに、尻込みするお子達、最後は上に上がるだけでもなんとかと、強引にあがって貰うまで5分ほどのすったもんだ。このなんとも言えない空気感に寒気が、ちょっとした怪談でおました。耐えきれず、手をあげて出ようかとも思ったのですが、ここはお子達に夏休みの思い出の経験だとじっと我慢、でも出てきた三人のお子達の仕草可愛かったですな。
三、旭堂南舟・・・「江島屋騒動」
最後はお待ちかねの怪談はなし。江島屋という「イカモノ」を売りつけては暴利をむさぼる悪商人。この令和にも「大車屋」とか言う悪商人が「見つかって、もうたぁ」とドタバタしていますが。江島屋で買った婚礼衣装がまがい物、それで命を絶った花嫁の怨霊のはなし。
今の傷つけたり、因縁つけて値引きしたり、除草剤まいたりと「●●騒動」とか言うて講談にでもして欲しいものですな。
人の強欲、権力とか馬鹿●●が持った、脅迫まがいのパワハラとかは何とも怖いもんですで、身の回りにも怪談になるネタはあふれてる・・あぁ怖いことでおます。
夕涼み講談・怪談・旭堂南舟
2023年8月10日(木)午後7:00開演
岸和田市八木地区公民館
一、旭堂南舟・・・「猫餅の由来」
二、旭堂南舟・・・「ワークショップ・講談に親しもう」
三、旭堂南舟・・・「江島屋騒動」
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