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今まで食べず嫌いだったのか、思っていたイメージとは多少違った坂本龍一さん。3月8日に逝去され、追悼と追いかけて自叙伝のこの本を手にする。
特にデビューするまでの学生時代はまさに、私と同時代でダブルことも多く、興味深く読む。まずは、やはり多くの良い指導者に出会ったこと、その青春時代、学生運動真っただ中でデモにも参加しながらもジャズや文学に浸る。
晩年坂本氏が政治に疑問を持ち戦争反対を叫んだのは、歳を召したからではなく、赤子の魂と若き青春にもどっただけです。生きる人の温もりや、自然と文明への畏敬の念を持ち続けた氏は、本当に大切なものは何かを常に問い続けておられます。
私も60年続いている、落語とクラシック、若い時に心を動かされたもの、たとえ何であっても若い時に感動するものは大切しなければなりませんな・・。
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