らくごなう〜おしゃべり研究
12年目の同期三人と鶴二師匠の会。
船場センターの多目的ホールから始まり、動楽亭へ。
そして今回、この晴れの舞台、繁昌亭へ移った「らくごなう」。
そういえば、最初は「猿会でござる」と名乗ってましたな。
この同期三人の成長ぶりは凄まじく、若手コンテストでも、
この同期三人の成長ぶりは凄まじく、若手コンテストでも、
良きライバルとなる同志ですな。
二、桂白鹿・・・・・・・・・・・・・「田楽喰い」
本来は、乾瓶さんだったんですが、急遽白鹿さんの代演に。
本来は、乾瓶さんだったんですが、急遽白鹿さんの代演に。
今、お弟子さんも増えて、充実の文鹿一門・・・良かったですな「田楽喰い」。
急ぐでもなく、落ち着いたテンポで、それでいて大きな声で
ゆったりと語っていく・・・堂々の一席。
創作もやる師匠の幅のあるセンスの良さ、随所に垣間見れましたで・・・。
三、桂治門・・・・・・・・・・・・・・「犬の目」
治門さん、いたってオーソドックスに語るが、
それがじんわりと、味となってでてくる。
どの噺もそつなく熟す治門さん。
それがじんわりと、味となってでてくる。
どの噺もそつなく熟す治門さん。
ぼちぼち、笑いは少ないがじっくり聞かす噺、聞かせて欲しいですな。
四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「まめだ」
一方、「近日息子」ではじまり、
一方、「近日息子」ではじまり、
「もう半分」、「猫の茶碗」、「長短」、「井戸の茶碗」、「箒屋娘」などで、
独自の味がでてきた呂好さん。
逆に「天災」とか「向う付け」、「骨つり」あほさ全開の噺も
聞いてみたくなりましたな。
でも、どの噺もものにする呂好さん、
でも、どの噺もものにする呂好さん、
今しばらくは、目を離せませんな・・・・。
五、露の紫・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
三人の中では、一番師匠の味を奪っている、紫さん。
三人の中では、一番師匠の味を奪っている、紫さん。
上手さだけではなく、師匠のちょいと見せるチャーミングさを習得。
一席の中でも、笑いの踊り場をつくりながら、段々に頂点を目指す。
大いに愉しませてくれる、紫さんの落語・・・これまた、更に楽しみです。
六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「らくだ」
良かったですな・・・・・・鶴二さんの「らくだ」。
少し時間が無かったようですが、中をはしおり、最後の火屋まで・・・。
鶴二さんが、師匠松鶴さんの「らくだ」を見て感激、
落語家になろうと決めた一席。
今日の鶴二さんの「らくだ」を聴いたら、笑いに興味ある若者だったら感激
身震いして、いつか自分も同じように語りたい、
一人芝居がしたいと思うのでは。
今年の独演会は、松竹座、大舞台ではいつもと違うパワーが
今年の独演会は、松竹座、大舞台ではいつもと違うパワーが
湧き出る鶴二さんだけに・・・楽しみですな。
笑福亭鶴二独演会
令和二年六月七日(日)
大阪松竹座
らくごなう〜おしゃべり研究所
2020年1月5日(日)午後6:30開演
天満天神繁昌亭
一、おしゃべり研究所・・・・鶴二、呂好、紫、治門
二、桂白鹿・・・・・・・・・・・・・「田楽喰い」
三、桂治門・・・・・・・・・・・・・・「犬の目」
四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・「まめだ」
仲入り
五、露の紫・・・・・・・・・・・・・・「金明竹」
六、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・「らくだ」
三味線・・・・・佐々木千華
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