鶴二・紫・二人会~2023.11.23
前回に続いて、楽しみにしていた“鶴二、紫、二人会”へ。小屋の大きさといい、席亭さんの温かさが心地よい。早めに着いたが、落語ファンの女性にお声かけしていただき、楽しく色んなお話をしている間に開演。
一、笑福亭鶴二・・・「ハンカチ」
今、落語講座でお稽古している「ハンカチ」。録画したいところですが、それは失礼なので、キッチリ目に焼き付ける。主人公は45歳の設定ですが、それでも元気ある表情と動き。現代の噺なので、少しオーバー目に動きをつけてメリハリつけた方が良いようなので、大いに参考に。
笑いの中に、少しほんのりさせてもらえる鶴二さんの「ハンカチ」、やっぱりよろしいな。途中で拍手もらえるような落語に仕上がるか、今から稽古でおます。
ニ、露の紫・・・・・「狼講釈」
大阪を代表する女性として、大阪中之島美術館のイベントに選ばれた紫さん。今日はその取材にスタッフが来られているなかでの高座。
紫さんらしい、勢いのある「狼講釈」、最後には阪神優勝万歳まで飛び出す。五目が挟み込むことができる「狼講釈」、紫さんの手に掛かればますます磨きがかかりますな。
【女性画家たちの大阪】の関連イベント【桂三扇・露の紫の落語会】
2023年12月23日(土)14時開演・大阪中之島美術館1階ホール
三、鶴二&紫・・・・「トークコーナー」
この落語会の名物の「トークコーナー」。沢山の落語家さんのお名前が登場。
露の都さん、桂文鹿さん、笑福亭喬龍さん、笑福亭喬介さん、鶴二さんの周りには話しやすいのかいろんな方が集まってこられます。そして、紫さんも、英華さんも・・・人寄り場所には笑いもいっぱいですな。
四、露の紫・・・・・「長短」
気の長い男と人気に短い人男が友だち。気の合うとはこんなんもの。そうです、あまりににも性格がぴったり同じだと、気心が分かりすぎて逆に重く感じてしまう。長短見ていたら、鶴二さんと鶴志さんが浮かんできました。でも紫さんの気の短い男の迫力、凄いですね。落語って、ちょっと針が振れ過ぎるぐらいが良いんですよね・・ますます、楽しみな紫さんの「長短」でおました。
五、笑福亭鶴二・・・「二番煎じ」
まだ、ネタおろしして間もないという「二番煎じ」。昔は町内での「火の用心」の見回りってありましたな。でも何かと頼られ、濡れ衣着せられて呼ばれる「宗助はん」、そういえば、延陽伯にも出てきますな。町内にこのような人
は必要ですな。鶴二さんの冬らしい噺「二番煎じ」もよろしおますな。
鶴二・紫・二人会
2023年11月23日(木・祝)午後1:00開演
門戸厄神 J-SPACE
一、笑福亭鶴二・・・「ハンカチ」
ニ、露の紫・・・・・「狼講釈」
三、鶴二&紫・・・・「トークコーナー」
四、露の紫・・・・・「長短」
五、笑福亭鶴二・・・「二番煎じ」
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