ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3

2013-09-06 16:59:29 | 笑福亭鶴二
笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3が開催。
紋四郎さんの仕事の都合で、治門さんが代演。


ほどよく満員の会場。



一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「野ざらし」

Takeshi Masuda PhotoGraphyより転載(著者と主催者の許可済)

東大阪の木積さんのリクエストの演目。

能天気のやもめ。

嫁さん欲しさに、幽霊の嫁さんでもと“骨つり”へ
その途中での、サイサイ節といい、全編、ご陽気でよろしおますな。



二、桂治門・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」


治門さんの「饅頭こわい」・・・・途中、怖いものはで狐に騙されたり、
身投げしようとする女とのやりとりありぃのフルバージョン。

でも、甘いものが好きな私にとっては、もっと美味しい饅頭をオンパレードして欲しい。
もっと美味しそうに食べて欲しい。

今の若い人、甘いもん嫌いで饅頭など食べないみたいですな。

“喜八洲の酒饅頭”“天王寺さんの鐘饅頭”“千鳥饅頭”“ひよ子”
“広島のもみじ饅頭”“御座候に”“蓬莱の豚まん”など、

食べてる仕草で、是非帰りに土産でも買いたくなるように、
旨そうに食べて欲しいですな・・・・・。


三、ビックリ・ツカサ・・・・・・・・「お笑いマジック」


高座ではなく、舞台下でのマジック。

目の前にお客様なので、やれるネタは限られるし、
何ぼ上手いと云われながら、多少タネは見えそうだし、
見えてもお許しを・・・。

手のひらを組んで裏返すネタとか、
三つの扉にお客さんが思ったことを書いて当てる、
いたってベーシックなネタをご披露。

でも、小さな会場だけに、
「ビックリ、ビックリ、ツカサ」のエールの息はピッタリと合いましたな。



四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「江戸荒物」


若手の中で、私の今一押しの呂好さん。

兄弟子、呂竹さんでよく聴いた「江戸荒物」

江戸っこが入ってくるところは、主人公と一緒でちょっと冷汗もんでしたが、
田舎のお女中は、素朴さもあってとっても好演。


でも、どのネタもじっくり練りあげる呂好さん、
しばらくはこの「江戸荒物」が続きそうですな。


五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「猫の災難」


これは、奈良在住の阿左さんからのリクエストの演目。

「猫の災難」、これも含めてお酒の噺はすべて完璧の鶴二さん。

「らくだ」が十八番になってからは、酔いに余裕が感じられる。

これからの5年、10年後どんな酔いっぷりになるのか、想像がつきませんな。

このZAZAの会、アンケートに聴きたい演目をリクエストすると、
次の会では、演じてもらえるかも・・・・。


次回、第4回・鶴二の道頓堀落語会は、
道頓堀ZAZAにて、11月8日(金)午後7:00開演予定です。



笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3
2013年9月6日(金)午後7:00開演
道頓堀ZAZA

一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「野ざらし」
二、桂治門・・・・・・・・・・・・・・・「饅頭こわい」
仲入り
三、ビックリ・ツカサ・・・・・・・・「お笑いマジック」
四、笑福亭呂好・・・・・・・・・・・「江戸荒物」
五、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・「猫の災難」
三味線・・・・・・・・・・・はやしや薫子


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