ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

喧嘩猿~木内一裕

2013-09-07 04:14:44 | 本の少し
喧嘩猿
クリエーター情報なし
講談社

☆☆☆☆

基本的には、小説は読まない主義なんですが、図書館でたまたま見つけたのがこの講談の本
・・・・なぜ講談の本と解ったのか、読み終えた今、本をひっくり返しても解らない。

小説を読みだすとおもしろくて、他のことを後回し、寝る間もいそしむんでしまうので
敢て避けているのに、はまってしまって、一日半で読了。

でも、講談本だけにどんどん引き込まれる、
噺は森の石松が幼き頃、捨吉と呼ばれている時から始まる。

やくざ、任侠の世界、修羅場の連続でそこでの登場人物のかっこ良さ、
金ではなく、人情ありき、男ならこうありたいと言動すべてに憧れてしまう。

また、噺がいいところで終わって、講談なら
「石松と大五郎が出会った、喧嘩猿、身延道の一席、この続きは、明晩で」となるんでしょうな。


本の後表紙には、“大日本雄辯會講談社”の文字が、そうか講談社なんだ。

最期に、漢字にもルビが振ってあって、讀むと五七調で小気味良い。

ハマりますな、講談本。

にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村

読書ログ - 読んだ本を記録して共有する読書コミュニティ


喧嘩猿全国飲食チェーン本店巡礼落語家昭和の名人くらべカリスマ案内人と行く大阪まち歩き絶叫委員会
回転ドアは、順番に上方落語四天王の継承者たちゆっくり急ぐおしゃれのベーシックそら色の窓
極め道落語で楽しむ江戸ことば事典女の人差し指生きることば あなたへ談志が死んだ
談四楼がやってきた!にんげんのおへそとるにたらないものもの思いちがい辞典泣く大人
しをんのしおり昭和元禄落語心中昭和元禄落語心中どうらく息子どうらく息子

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笑福亭鶴二道頓堀落語会・vol3 | トップ | 枝雀らくごの舞台裏~小佐田定雄 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本の少し」カテゴリの最新記事