田舎そば寄席~(2018.06.09)
雛壇になった、パンジョホール、お客様少な目、もったいない。
一、旭堂鱗林・・・・・・・・「荒大名の茶の湯」
はじめての出合いですが、独得の名古屋弁のエグサがそのまま芸風に。
なかなかマクラが達者で、講談の剛に対してマクラのつかみは柔。
営業慣れしているというか、百戦錬磨の仕事ぶりが伺える。
講談は、梅団治さんで何度も聞いている「荒大名の茶の湯」。
元の講談で聞くのは初めて、「竹の水仙」とか講談で聞いてみたいですな。
鱗林さんの達者な話しぶり、噺家として、私落語なんぞ聞いてみたいですな。
二、桂福丸・・・・・・・・・・「そば清」
福丸さん、今迄何度も聞いているのだが、俗にいう前座ネタばかり、
今日はどんな噺をかけてくれるのか楽しみでおます。
出囃子が・・・・「独楽」、これって鶴二さんの出囃子。
聞きなれた出囃子が、他の人が使っておられると気持ちが悪いですな。
噺は、蕎麦屋さんの落語会にちなんで、「そば清」、上方では「蛇含草」で食べるのは餅
いずれにしても、食べる仕草がキモ。福丸さんなかなかの食べっぷり。
“ズズッ、ズズッ”と美味しそうな蕎麦、さぞこの後の田舎そばさん、
お客さんの注文は、もりそばですな。
そば好きの清兵衛さん、そば清さん、
蕎麦の食べっぷりを賭けにして生計をたてているとは、
まあ、一部の人が、パチプロとか、競馬とかで、生活しているのだから・・・。
スポーツって、選手の際立った能力見たさに行っているようなもんで、
まあ、何年か前に流行った、大食いの番組、沢山ありましたな。
まあ、蕎麦が羽織着て座ってたと、グロテスクな絵柄ですな。
三、桂福丸・・・・・・・・・「風呂敷」
大人の噺、「風呂敷」。
どんどん、噺家さんって、ネタが増えていく、それもジャンルというか
いろんな噺がレパートリーに・・・・・子どもっぽい顔立ちが、老けたおっさん顔に・・・。
福丸さんの、イメージが払拭、良いのか悪いのか、判断つきかねますが。
このおかみさん、ほんまにお茶飲んでただけなんでしょうか。
別名「風呂敷間男」というぐらいですから、もっと色っぽい演出もあったんですな。
未成年とお酒を飲んで問題になる時代(もちろん、イケないことなんですが)
私の小さい時代には、周りにはおてかけさんや、おめかけさんは居られましたな。
時代が時代、今ぐらいのグレーっぽさで良いのでしょうな。
年に一回のペースでの、パンジョでの「田舎そば落語会」、
来年の福丸さん、楽しみにしておきます。
田舎そば寄席
2018年6月9日(土)午後4:00開演
泉ヶ丘・パンジョホール
一、旭堂鱗林・・・・・・・・「荒大名の茶の湯」
二、桂福丸・・・・・・・・・・「そば清」
三、桂福丸・・・・・・・・・「風呂敷」
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