修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

タイワンフウ

2006-12-15 21:42:40 | 風物詩

初冬の街を鮮やかに彩る七色の紅葉   

この時節、街の街路樹や公園の植え込みで一際色鮮やかなのがタイワンフウである。江戸時代に中国から日本にやってきた外来植物で、爾来日本の街々を彩ってきている。だが今は同類のアメリカフウ(モミジバフウ)に押され気味とのこと。それでも広島の街ではまだまだ数多くのタイワンフウの樹を見掛ける。カエデのようであるが実は全く別種で、マンサク科フウ属の植物とのこと。季節が進むに連れて、紅葉が七色に変化するのも魅力だ。

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【写真上・中】広島の裁判所の敷地内にあるタイワンフウの樹。裁判所のホームページにも名物の樹として紹介されている。背が高く、なかなか立派だ。無機質な官庁街にあって、心和む景観を提供してくれている。

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【写真下】こちらはひろしま美術館の横の国道54号線の歩道を彩るタイワンフウである。歩道に立てば紅や黄、橙など七色の色合いが楽しめる。紅葉の期間は長いので、まだまだ暫くの間、楽しめそうだ。

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