8月2日(土)
何かと身の周りが煩わしくはあったが、往復の旅程を含めて5日間の予定で思い切って夏の山への遠征に出掛けた。最初の山は日本百名山のひとつの四阿山(あずまやさん)とそれに隣合う花の百名山のひとつの根子岳とした、長野県の菅平高原の後背をなす美しい山域であった。
【写真↓】四阿山々頂に建つ祠。山頂部には2つの祠が建つが、これは長野県を向いている信州祠である。もうひとつは群馬県を向いた上州祠。
【写真↓】この山域のトレードマークである根子岳東面の笹原の斜面。四阿山との間の鞍部から見上げた。
【写真↓】根子岳山頂に建つ祠。この日は不安定な天気の一日で、根子岳では弱い雨に降られた。周囲の山々から立ち昇る積乱雲が不気味であった。
【写真↓】根子岳は花の百名山のひとつである。山頂部の噴火口跡にはお花畑が拡がっていた。
【写真↓】根子岳の山頂部から菅平を俯瞰する。好天であれば高原の背後に北アルプスの山並みが一望出来るのであろうが、この日はわずかに薄らとしたシルエットが認められる程度であった。