今日ものどかに春の鳥たちのさえずりきこえる首都の田舎村ナデジュダ・・・
いっや~、新しいところに引っ越せてヨカッタヨカッタ!! と思っていたらとんでもない事が発覚!! 月半ばに水道光熱費を払いに市営の窓口に行ったら、何と!!
「160レバが電気代で・・・」と窓口のおねえさんが言い始めました。ちょっ、ちょっと待って、160レバ?まだ1か月住んでないのに160は多いでしょう?!
もう10年以上ブルガリアにいて電気代のことはだいたいわかります。どんなに間違ってもこんなに使っていません。何なのよ~(激怒)!!! で、大家のエンチョおじさんに即TEL。すると・・・
「もうジャルバ(嘆願書みたいなもの)を出してるんだよ。前の住人が出てから誰もいなかった時期にも70レバとか請求が来てね。どうも検針する人がキチンと仕事をしていないらしいんだ。次の時に請求明細が来たらそっちに行くから。メーターの数値を確かめてみよう。」
えええ~っ!? 検針員に問題? どうして? リューリンのアパルタメントではそんなことなかったのにーっ!! 思い返してみると、前のタイプの建物だと入口のところに全住宅のメーターが集まっていて、ちょっと入ればすぐ全部を見ることができました。しかし今の住居棟は15階建て、1階に4軒ずつあり、エレベータはICチップを持つ住民のみが使える、という状況。
もちろんヴホッド(入口)はロックされている上に、
ウチの階は階段からの入口にはカギがかかっています。ドロボーも入ってこれないけど、ウチのタイプの住居棟のように各階にメーターが設置してある場合、検針はしづらいでしょう。
じゃあ、どうやって160レバなんていうバカみたいに高い料金を請求してきたのでしょう? エンチョおじさんは受け取った明細をにぎってやって来ました。「ちょっと懐中電灯ある?」 よく見てみると・・・ モォ~全然違う数字じゃ~んっ!!! エンチョおじさんは 「なんじゃ、コリャ~!!!」と急いでもう一度電力会社の窓口へ。その後すぐに電話してくれて分かったのですが、何と!! 検針員は最近、まったく検針に来ていなかったっ!! 数年前のデータを基にテキトーにデータを送ってそれを計算して電力会社から請求が来ていたのでした。ウチは一時期住人がいなかったのでそれが発覚したのです。 じゃあ他のご近所さんは? 少なくともウチの他の3軒もその被害に遭っていたはず。でも、ずっと住んでいたら例年通りの請求が来ているなぁー、と気にしなかったようです。 ・・・検針員の怠慢・・・ モォ~!!! リアルガチな「ブルガルスカ・ラボタ」だ~!!!