おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

目ざせっ!秘湯ハンター・・・でもその道は遠く険しい

2016-03-14 22:40:25 | 温泉ブログ

せっかくサンダンスキに雨の中、こんなに苦労して出かけたのに・・・ これまたその日に限って公衆浴場は検査で開いてない・・・ なんてタイミングが悪いのっ!? モォ~っ・・・ でもせっかく出かけてきたんだから絶対!!! どっかでお風呂に入りたいゾっ。でも、どこで?

そういえば以前に入った「シミトリ」という温泉があったけど、その近くに家を買って移住してきた友人のフランス人ベルナールおじさんが、「ウチのセロにもいい温泉があるんだゾ」って言ってたなァ。でも、おじさんのセロ、何ていう名前だっけ?思い出せない・・・ と、一生懸命グーグルマップやいろんなサイトで探してみると・・・

シミトリとサンダンスキの間ノ「オシュタヴァ」という小さな村に温泉があるらしい… それもかなりディープな秘湯が。写真を見る限りではブルガリアで普通に見られる公衆浴場のスタイルにもなっていない、なんとも普通の民家のようですが。どんな温泉なんだろう? ある記事には「秘密の楽園」!! え~っ、そこまで言うぅ? そんなに言うんなら出来ることなら入ってみたい!! と、サンダンスキから引き揚げながら探してみることに。

ギリシャ国境からサンダンスキを通ってストルーマ高速まで続く国道E-79号線をトボトボ・・・(気分は。ムルティプラちゃんは先行する車が少ないのでけっこうスイスイ)走っていくと、けっこう切り立った峡谷から分岐する「オシュタヴァまで12km」の看板。あっ、ここ、ここ!! うむむ・・・ 何とも怪しげな田舎道ではないか?と、恐る恐る入ってみましたが、少し走って予想は的中!!

渓谷の谷底を走っている国道から一気に駆け上る田舎道!! これって何十m、いや何百m登ってんの?! 道の状態もあんまりよくない上に、工事中のダンプ!! ひえ~っ!! ホントに大丈夫なの?

ずーっと行って登りきったところに「スタラ・クレスナ」という小さな村。こんな所に住んでたら買い物なんかホント大変だろうなァ・・・ でも車は来てるし、風力発電の風車があるので、少なくとも少しは人が住んでるんでしょう。でも、ムムム・・・・ホントにこんな所に温泉があるの? 小さな村の中心部であろうところの交差点には「オシュタヴァ⇒」 勇気を出して行ってみよう!!  

と、曲がって少し行ったところに少し色あせた看板・・・ 「冷泉」!! オオッツ、ホントにあるんだー!! でも、牛たちが草を食んでいるそこから伸びる道は・・・泥道。雪はもうなくなってるけど、雨でぐちゃぐちゃにぬかるんでいます・・・  

ここでひざの弱いポッチャリ娘ムルティプラちゃんのお腹でもスって立ち往生してはタイヘン!! と、途中であきらめて引き返すことに。アスファルトの下の道まで戻ると村の方から歩いてくるおじさんが・・・ 仕事帰りなのでしょうか?それとも牛飼いのおじさん? 

「温泉、ってあるんですか?」
「うん、あるよ!」
「やってるんですか?」
「やってるよ!! 車ならいけるさ!!」 ええ~っ?! あんな轍だらけで泥だらけなのに? 怖くて絶対行けないヨ~っ (TOT) ホントに秘湯までの道はつらく、険しい・・・ こりゃ、道がしっかり乾く夏までオアズケだ・・・ と、つづら折れの道をそそくさと引き返し、さっさとシミトリの温泉に向かいました・・・ 

コメント
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