『季節七十二で候。』(きせつ しちじゅうに で そうろう。)
著者 : 大田垣晴子 (おおたがき せいこ)
出版 : メディアファクトリー
ほのぼのとしたイラストで、日本の移りゆく季節を教えてくれる1冊です。
表紙にはこう書いてあります。
一年を十五日ごとにわけて季節を表した「二十四節気」。それをさらに約五日ごとに分けたものが「七十二候」。
中国由来の、でも日本の気候に合わせられた暦です。
「二十四節気」が章のタイトルになって、それを「初候」「次候」「末候」の3つに分けて「七十二候」になっています。
たとえば、今日(平成25年10月23日)は、二十四節気では「霜降」。
ぐぐっと秋が深まって冬に近づくころです。
この章の「初候」は「霜始降(霜が降り始める)」、「次候」は「霎時施(時雨れる)」、「末候」は「楓蔦黄(黄葉する)」。
字を見るだけでも「なるほど、こういう季節よね」って感じがしますし、イラストとエピソードにも「そうそう!」と共感するところ満載です。
作者と娘さんが親子で季節感を楽しんでいる様子が、とっても素敵。
「七十二候」って、漢字をどう訓読したらいいのかも分からない暦だと思っていたんですけれど、「ふりがな」つきで、さらに生活に根ざしたイラスト入りなので、本当に目で見て分かる面白さです。
一気に、「七十二候」が身近になります。
ひょいと持ち歩けるように、文庫になると嬉しいなぁ。
<参考>
・七十二候 - 今日は何の日~毎日が記念日~
1874(明治7)年の「略本暦」による七十二候が紹介されています。
・国立天文台 暦要項
日本のいろいろな暦について書かれています。(でも、「七十二候」はありません。)
今年(平成25年度)の「二十四節気」はコチラ>暦要項2013
著者 : 大田垣晴子 (おおたがき せいこ)
出版 : メディアファクトリー
ほのぼのとしたイラストで、日本の移りゆく季節を教えてくれる1冊です。
表紙にはこう書いてあります。
一年を十五日ごとにわけて季節を表した「二十四節気」。それをさらに約五日ごとに分けたものが「七十二候」。
中国由来の、でも日本の気候に合わせられた暦です。
「二十四節気」が章のタイトルになって、それを「初候」「次候」「末候」の3つに分けて「七十二候」になっています。
たとえば、今日(平成25年10月23日)は、二十四節気では「霜降」。
ぐぐっと秋が深まって冬に近づくころです。
この章の「初候」は「霜始降(霜が降り始める)」、「次候」は「霎時施(時雨れる)」、「末候」は「楓蔦黄(黄葉する)」。
字を見るだけでも「なるほど、こういう季節よね」って感じがしますし、イラストとエピソードにも「そうそう!」と共感するところ満載です。
作者と娘さんが親子で季節感を楽しんでいる様子が、とっても素敵。
「七十二候」って、漢字をどう訓読したらいいのかも分からない暦だと思っていたんですけれど、「ふりがな」つきで、さらに生活に根ざしたイラスト入りなので、本当に目で見て分かる面白さです。
一気に、「七十二候」が身近になります。
ひょいと持ち歩けるように、文庫になると嬉しいなぁ。
<参考>
・七十二候 - 今日は何の日~毎日が記念日~
1874(明治7)年の「略本暦」による七十二候が紹介されています。
・国立天文台 暦要項
日本のいろいろな暦について書かれています。(でも、「七十二候」はありません。)
今年(平成25年度)の「二十四節気」はコチラ>暦要項2013