夕方、家に帰って来たら郵便物が届いていました。
一通は森のイスキアから、弘前カトリック教会で
行われる一周忌のミサと偲ぶ会のお知らせでした。
もう一つは、写真家のkさんから写真展のお知らせ
「いのちをむすぶ・佐藤初女」のDMでした。
Kさんの撮った初女先生が真っ直ぐこちらを向いて
います。
この写真を見ていると、不思議なんですが
初女先生と視線が合い、「直さん」と呼びかける
初女先生の声が聴こえて来るようです。
あ~初女先生の命日が巡って来る…
長い長い一年でした。
写真の初女先生に見つめられていると、魂の対話が
聴こえて来そうな気がします。
「先生、私はこの一年、先生の行動や言葉
話して下さったことを反芻してきました。
でも、まだ自分が行動することが出来ません…」と
言ったら
「直さん、あなたには全て伝えてあります。
自分を信じて!」という声が聴こえて来ました。
先生は一人ひとりの中に神がいると言われていました。
自分を信じるとは、自分の中の神を信じると
いうことでしょうか…
私が、目をそらそうとしても、写真の初女先生は
真っ直ぐに私を見ています。
動き出さねば…
『苦しみから立ち上がるには、人のために動くことです。
喜びに満たされたときにも、人のために動くことです。
人のために働き、人に喜んでもらえると
なにものにも代えがたい、深い感動に満たされます。
それは、誰もが持つ天性です。
佐藤 初女 』