~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんと指談

2017-01-06 13:01:49 | 日記

お餅つきの帰りの車の中で、田口ランディさんとずっと

指談の話しをしていました。

障がいなどで、言葉を発せない状態にある人も指談なら

意思疎通が出来ると言うのです。

私の作業所では、皆さん障がいが重く、

お話が出来る人が2人しかいません。

何とか思いをくみたいと思うのですが、難しいです。

ランディさんは、「初女さんが野菜の気持ちがわかったり

というのも、指談に繋がるものがあるかも…」と

言われてました。

職場のM子さんは、時々はらはらと泣く時が

あるのです。

そんな時、彼女の心に寄り添いたいと思うのですが

分からないので、「M子さん、今泣きたい気持ち

なのね」と言って手を握っていることぐらいしか

できません。

指談でM子さんの気持ちが解ったら…

ランディさんは、指談は誰でも出来るのよと

言っていました。

「分かる」と思えることが大事だそうです。

指談をネットで見たら、認知症にも使えるとあり

ました。

これからの希望の言語?かも~

何においても、相手を思う気持ちが核になると

思うのですが…

そして、それは初女さんの心と繋がっているような

気がします。

『人に接するときは

その人がいちばん望んでいることはなんだろう

と考えますが、ごはんを炊くときも同じです。

そのお米にいちばん合った水加減にしたいから

炊飯器の目盛にはたよりません。

水に浸したお米を手に取り

じーっと観察していれば

お米が望む水加減がわかってきまし

                   佐藤 初女』

初女先生の深さを、又しても感じています…

コメント
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