年賀状に「信じることは道になる」って書きましたが
昨日は、その言葉をそのまま生きた方の指揮による
べートーヴェンの交響曲5番(運命)と6番(田園)を
聴いてきました。
指揮者の根本昌明さんは、中学の英語の先生を
していたそうですが、独学で指揮者になり
オーバーワークから思いうつ病になり、2年間の
闘病生活をなさったそうですが、「神との対話」などの
本で「思いは実現する」という、宇宙の法則を確信し
「音楽による世界平和実現」を理念に、数多くの
コンサートなさり「現代には稀な魂の芸術家」と
音楽雑誌等で絶賛された方です。
奥様と清掃員のバイトをしながら音楽活動を
積み重ねてこられたそうです。
根本さんがプログラムに「財力もない夫婦、独学の
指揮者と妻が『世界に誇るオーケストラ・合唱団を創る』
など常識的にはありえないことが、今実現しようと
している。奇跡的な事だと思います」と書いていました。
私にとって、初めてのベートーヴェンでしたが、
素晴らしかったです。
1808年の初演時も、運命と田園2曲が一体として
演奏されたそうです。
運命からは、悲運だけでない色々な運命が奏でられ
魂にエネルギーが送られて来るようでした。
母の介護で疲れていましたが、元気になりました。
独学で指揮者になることは不可能に近いことだ
そうです。
それでも、信じたことは道になるのですね。