母の介護で実家に2泊して来ました。
たった2泊なのに、気がつくと「疲れた~」と言っている
自分がいました。
ハッとして「初女先生はこんなもんじゃなかった。
先生の行動は体力の限界まで、いや限界を超えて
やっていたな~」と思うと、疲れたと言う言葉が
どこかへ飛んで行きました。
母を見ていると、自分の事で精一杯ですが、先生は
『人の心に響くのは
誰にでもできる一線を超えて行動したとき。
耐えられなければやめればいいと思い切らないで
もう一歩努力することです。
そして忍耐をすることです。
一線を越えるごとに、自分もまた成長します。』
と、書かれています。
初女先生の講演会の後には、サインの時間が
あったのですが、筆のペンでその本に合った言葉と
名前を書かれるので、それがものすごく時間を必要と
する為に、先生にサインはやめましょうかと言った時
「本を買って下さった方に、私が出来ることは
こんなことぐらいなの」と言われ、2時間近くかかる
サイン会をやられていました。
90歳を超えた母を見ていると、先生の精神力の
強さを実感しました。
昨日、テレビで39歳で若年性認知症の方の特集を
やっていました。
その方が「生きていれば、病気にもなる、人生が
終わったと思えるときもある。
でも、出来る限りよく生きる」と言われてました。
今、この時が私の人生なんだと思ったら、
よく生きたいと思いました。