今日は9月11日
あの米国の同時多発テロから17年が経ちました。
「お母さん、凄いことが起きたよ。
映画みたいだ!」という息子の大きな声を聞いて、
テレビの前に飛んで行ったのを、
今でも覚えています。
こんなことが起きるんだ…と、呆然として
画面をみていました。
そして、その翌月いっしょにテレビを観ていた
息子が、突然天に召されてしまったのです。
想像が出来ないことが起きる、これが現実と
いうもの…
過酷だけれど、それでも人は乗り越えようとし
乗り越える、これも現実
本当に、先のことは何もわからない
今しか分からない
初女さんは「今より確かなことはない。
先を考えるから不安になるのです。
今を生きて下さい。」と言い続けていました。
今が過去を変えるということを、初女さんに
出会って知りました。
死ぬまで背負っていくと思っていた息子の死が
私の今を照らしてくれています。
今をどう生きるかで、過去が変わり
未来を拓く…
感謝を持って今を生きる
初女さんから学んだことです。
『私はなんにも心配していないの。
今を生きているから。
心配する人は必ずといっていいほど
先のことばかり考えますが
先の見えない未来のことに
あれこれ心を惑わしても不安が募るばかりです
今ほど確実なものはありません。
今に感謝していると、とても自由な気持ちになり
一歩一歩確実に進んでいけるように思います。
佐藤 初女 』