渋谷の松涛美術館で開催している「吉増剛三展」に
行って来ました。
吉増さんの詩は、どこから生まれてくるのだろう…
吉増さんのお母さんはどんな方だったのだろう…
人の根源のところに母があるような気が
するのです。
それは、実際の母でなくても、人の源には
母の存在があるように思えるのです。
100歳で亡くなった新藤兼人監督は
「僕は今、95歳でしょ、
それでもお母さんが恋しいんです。
お母さんに逢いたいです。
お母さんとは、そういうものなのです。」と
書かれています。
『 母
佐藤 初女
堅信式のとき
マリアさまのお母さんの
「聖アンナ」から霊名をいただきました。
マリアさまはすばらしいとみんな言うけれど
そのお母さんはもっとすばらしいだろうと
思ったの。
許しがたきを許し、あるときは太陽のように
あたたかい心を
またあるときは北風のように厳しい助言をし
ときとして耐えがたいことにも耐えていく。
母になるとは、なんとむずかしい
ことでしょうか。
今の時代に足りないものは、母の心では
ないでしょうか』