今日は父の書いた「かわさきの昔話」を語り継ぐ会
の集いが、川崎中学でありました。
父が亡くなって16年になるのに、大勢の人が
集まってくれ、父の作品を日本舞踊や語り、
絵物語にして表現し伝えてくれました。
私と姉は、日常の父を語らせてもらいました。
父は私に誠実に生きるということを、
その人生を通し教えてくれました。
お金にはあまり縁のなかったけれど、今もって
沢山の人の心に父が、父の作品が生きていると
いうことを思うと、本当に幸せな人だったなと
思いました。
小学校の時に買ったという「かわさきの昔話」の
初版本を大事に持って来てくれた人がいました。
「この本は手放せなかった」と、何十年も大切に
してくれていました。
亡くなった人たちは、心の中で生き続けるんだと
嬉しくなりました。
随分長い間手に取っていない父の本を読んで
見ようかと思いました。
感謝なしには生きられないって、確か初女さんが
言っていたけれど、本当ですね。
有難うの一日でした!