~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

クリスマスイブに思う初女さんの信仰

2019-12-24 23:53:05 | 日記

今日はクリスマスイブ

今、ふと初女さんのことが心に浮かんできました。

初女さんはクリスチャンでした。

森のイスキアには祭壇がありますが、十字架の下に

木彫のお観音様がありました。

イスキアを訪れた時に、一緒にお盆の送り火を

しましょうと言われ、たき火をしたことが

あります。

揺るぎのない信仰を持っていながら、囚われない

そういう方でした。

ですから、仏教の方からの講演依頼も多く、お寺の

本堂でお話しされることも珍しくなかった

ようです。

本当に心が自由な方でした。

私が最後に、田口ランディさん達と森のイスキアに

行った時、玄関に上がるや否や「一緒にお祈り

しましょう」と言われ、初女さんが祭壇の前に

坐られたのです。

長年イスキアに通っていましたが、初女さんが

そのようなことを言われたのは初めてでした。

あの時、初女さんは何を祈っていたので

しょうか…

「直さんが陰になり日向になりやってくれて

いることは、よく分かっているから…」と

初女さんに言われ、涙が止まらなく

なったことを今でも覚えています。

あの涙は、初女さんの愛の深さを感じた

涙だったかもしれません。

愛こそが初女さんの信仰…

      信仰

 信仰のみなもとは、愛を受け容れること

 それは誰もが生まれた時からできていることで

 特別なことではありません。

 信仰は自分でつくるものではなく

 与えられ受けとるものです。

         佐藤 初女



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