吉本ばななさんの
『おとなになるってどんなこと』を読みました。
もう、とうがたつほど大人なのに、
読んでいると、「なるほど!」「そうなんだ」
「やっぱり」と、新鮮な思いがして
ちょっと若返った感じがしました~
今日は、初女さんの月命日
梅仕事をしていると、何だか初女さんと
共にいるようか気がするのです。
ばななさんが、本の中で若い人達に
死について書いていたことが、心に残りました。
『亡くなった人たちは、私のことを
上のほうから見ているわけではなくて、
そばに来るときは、なんとなく自分の内側に
その人の目があるような気がするんです。
一緒に生きていくというのは、
親たちを思い出したらそこにいると、
いうことではなくって、そうやって
亡くなった人たちの魂のかけらと
ひとつになるということだと思います。
吉本 ばなな』
”魂のかけらとひとつになる”
この言葉がじんわりと、そうだな~と
思えるのです。