~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

永六輔 「生きているということは」

2020-07-20 22:58:44 | 日記

5月に木村花さんが自死し、そして今度は

三浦春馬さんが…

どうして?と、答えの出ない問いを

投げかけずにはいられません。

よく、死ぬ気になれば何でもできるって、

言いますが、それは本当に苦しんだことの

ない人が言う言葉かもしれません。

息子を亡くした後、私は悲しくて苦しくて

1日を生きるのが精一杯で、疲れ果てて

夜を迎え、朝になると又この苦しみと

き合うのかと、泣きはらし一日が始まる

という生活でした。

死んだ方がどんなに楽だろうかと

何度思ったかわかりません。

向こうから来るトラックに自転車で

突っ込もうとしたこともあります。

でも、夫や下の子にこれ以上悲しい思いを

させてはいけないということが、ギリギリの

ブレーキとなってくれたのです。

今も悲しみは私の中にありますが、

あの頃の悲しみとは全く違います。

苦しみは、残っていません。

どんなに深い悲しみも苦しみも、

変わっていきます。

自暴自棄にならなければ、大丈夫。

悲しみや苦しみと向き合っていると

知らない間に、そのことが生きる力を

確かなものにしていくの

亡くなった息子が、私を支え私を育てて

くれていることを実感しています。

もしも、死にたいと思うほど

悩んでいる人がいたら、伝えたいです。

刻々のいのちを生きているっていうことは

変わって行くということだから…

大丈夫!

永遠に思える苦しみ、悲しみはカタチを

変えて、あなたの生きるチカラになるから

大丈夫!

私は、そこを通って来たから言えるの

生きてるって、やっぱり素晴らしいこと

なんだよ。

永六輔さんのデビュー曲

「生きてるということは」が、チカラを

くれます。

聴いてみて~

永六輔 「生きているということは」「いきるものの歌」

コメント
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