友人が、これからは観念を捨てると、
宣言しました。
その言葉を聞いた瞬間、初女さんが浮かんで
きました。
初女さんも観念をもっていない方でした。
71歳で「森のイスキア」を始めるなんて
観念があったら出来ないことです。
90歳を過ぎても「歳だから…」という言葉を
聞いたことがありませんでした。
94歳になって、手料理でおもてなしするのが
難しくなった時、イスキアに来た人がみんなで
お料理をする、そんな新しい森のイスキアに
します!と宣言されたのです。
つくづく凄い方だと思います。
もし、人と比べることと観念を手放したら
人はどんなに自由になるでしょう…
そうだ!私も観念を手放すって自分に言えば
いいんだ。
それだけでも目の前の景色が違って来るような
気がします。
人間って自分で、不自由を作っているん
ですね。
初女さんは、どこまでもチャレンジャー
でした~
『私も、もっともっと働きたいと願って
います。
人はいくつになっても航海の途上に
あるのですから、一歩でも半歩でも進み
少しでも広がっていきたいのです。
もうできないと悲観するのでなく、
希望を持って次の展開を待っています。
2016年 佐藤 初女(94歳)』