今日は夜から陸上競技場で練習しました。
試合前の練習はダッシュ中心で、長くても150mでしたが、
今日は久々に300m+200m+100mのセット走をやってみました。
300mはやはり長いですが、やってみるとなかなか楽しいものです。
来年は200mもやってみたいと思っているので、徐々に長い距離にも慣らしていくつもりです。
残念ながらまだ300m×3をやる体力は無いですね。
200m×3はなんとかできるんですが、この100mの差はかなりデカイです。
陸上競技では、400m(あるいは800m)が無酸素運動の限界距離だと言われています。
無酸素運動とは、呼吸をしない運動という意味ではなく(そんなに息を止めていたら死んじゃいます)
酸素を使わないエネルギー供給法をメインに使う運動という意味です。
具体的には、筋肉中に蓄えられているATP(生物の授業でならったやつ)をそのまま使う方法と、
酸素を使わずに糖分をATPに変えてそれを利用する方法(乳酸系)の二つがあるそうです。
これらの機構は短時間で大きな力を出すときに使われますが、せいぜい1~2分しか持ちません。
これより長い運動になると、有酸素的なエネルギー供給がメインになって、
有酸素運動になるわけですね。
僕は短距離に比べると長距離がだいぶ苦手なんですが…
有酸素系のトレーニングをしていないので無理も無いのかもしれません。
どっちも速くなるのが理想ですけど、それは欲張りなんですかね?
中途半端になるよりは、好きな短距離にかけた方がいいんでしょうね、きっと。
人間の体の仕組みというのは非常に精巧で複雑にできていますね。
10年も経てば以前の定説が覆されていることがほとんどです。
固定観念にとらわれることなく、常に最新の情報を取り入れていく必要があると思います。
例えば、未だに「乳酸が疲労物質である」という間違えた考えが横行しているくらいですしね。
(これについては以前書きました)
この場を借りてぼちぼち紹介していければいいなぁと思っています。
それでは。